アイスランドを代表する作曲家のひとりヨウン・レイフスの歌曲全集!
- アーティスト:フィンヌル・ビャルナソン、オットルン・マグヌーソン
- レーベル:BIS
- 品番:BIS-2170
- ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:80:28
アイスランドを代表する作曲家のひとりヨウン・レイフスの歌曲全集!
ヨウン・レイフス(1899-1968):歌曲全集
1. ヨウナス・ハトルグリームソンの死に寄せる追悼の歌
【郷愁/孤独/心よ立ち上がれ】Op.45(1958)
2. 交響曲《サガの英雄たち》からの歌
【燃えるスカルプヒェージンの歌/作男たちへの訓告/ソルモウズルの死の歌】Op.25(1941)
3. 2つのアイスランド民謡
【ねんねん坊や/ブレイジフィヨルド】 Op.19b(c.1934–35)
4. 2つの歌
【おやすみ/韻】Op.18a(1931–33)
5. ハウヴァマウルの3つの詩
【王の子/わたしは若く/獣は死ぬ】Op.4(1924)
6. 立て、石の家よ Op.47a(1958)
7. 2つの歌
【月はゆっくりと動き/子守歌】Op.14a(1929–30)
8. サガの3つの歌
【母がお代を払ってほしがっている/ステインゲルズルに寄せる愛の詩/グンナルの丘の歌】Op.24(1941)
9. 3つの歌
【詩/幽霊の踊り/春の詩】 Op.23(1941)
10. 思い出の国 Op.27-3(1927–28)
11. 『エッダ』の愛の詩
【長きは一夜/ギミルの庭で】 Op.18b(1931–32)
12. アイスランドの古スカウルド詩
【ホグヴィンスマウル・ソウリル氷河/船旅の歌/ワタリガラスの言葉】Op.31(1944–45)
13. 3つのアイスランド賛美歌
【天にまします父よ/花を見よ/わが魂よ、立ち上がれ】 Op.12a(1929)
14. トルレク Op.33a(1947)
フィンヌル・ビャルナソン(テノール) オットルン・マグヌーソン(ピアノ)
セッション録音:2000年12月、2001年1月、9月/
サールリーン音楽ホール(コウパヴォーグル、アイスランド)
★ヨウン・レイフスは、BISレーベルが録音した《サガ交響曲(サガの英雄たち)》(BIS 730)やオラトリオ《エッダ》第1部(BIS 1350)などの作品で知られる、アイスランドを代表する作曲家のひとり。1899 年レイキャヴィークに生まれ、17歳の時から5年間、ライプツィヒの音楽院で学びました。
パウル・グレーナーに作曲、タイヒミュラーにピアノ、ヘルマン・シェルヘンに指揮を教わり、学業を終えた後もドイツに留まり、指揮者としての活動も行いました。1945年の帰国後は、作曲家として活躍、アイスランド作曲家協会の創設や著作権問題を扱う組織の設立にも力を尽くしました。個性的な和声法と管弦楽法で「アイスランドのアイデンティティ」を示した《間欠泉》(BIS 830)や《ヘクラ》(BIS 1030)といった作品の他、混声合唱曲《レクイエム(哀歌)》(BIS 1030)と3曲の弦楽四重奏曲《死と生》《生と死》《エル・グレコ》(BIS 691)も代表的作品に挙げられます。
★歌曲は、1924年の《ハウヴァマウルの3つの詩》から、ヨウナス・ハトルグリームソンの詩による1958年の《立て、石の家よ》まで、32曲。後期ロマンティシズムの作品、不協和音を活用した作品、アイスランド伝承の「ふたご歌」の「平行五度」を使った《わたしは若く》など、多様なスタイルがみられます。アイスランドとロンドンのギルドホール音楽演劇学校で学び、2003年からベルリンのコミッシュオーパーに所属するテノールのフィンヌル・ビャルナソンと、ヨウン・レイフスのピアノ作品全集(BIS 692)を録音したオットルン・マグヌーソンの共演。アイスランドの Smekkleysaレーベルからリリースされた録音(SMK20)が BISのエンジニアによりリマスタリングされました。