名のみ知られていた「ヴォカリーズ・エチュード」を一挙公開
- アーティスト:ハリー・ホワイト、エドワード・ラシュトン
- レーベル:BIS
- 品番:BIS-9056
- ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:67:40
名のみ知られていた「ヴォカリーズ・エチュード」を一挙公開
ヴォカリーズ・エチュード(全23曲)
デュカス「ジプシー風に」(1909)/オーリック (1926)/プーランク (1927)/ジョンゲン「セレナード」(1928)/メシアン (1935)/オネゲル (1929)/ルーセル「アリア」(1928)/カントルーブ「ブーレの形式で」(1927)/ミヨー「エール」(1928)/ブレヴィユ「マネ」(1907)/ラヴェル「ハバネラ形式で」(1907)/ヴィエルヌ (1907)/ユレ (1922)/イベール「アリア」(1927)/ライタ (1930)/ラビンスキー「情熱」(1931)/グレチャニノフ (1929)/ニコライ・チェレプニン(1927)/マルティヌー (1930)/マリピエロ (1928)/ニールセン (1927)/ヴィラ=ロボス (1929)
ハリー・ホワイト(アルト・サクソフォン)、エドワード・ラシュトン(ピアノ)
録音:2014年7月/SRFスタジオ(チューリヒ、スイス)
★パリ音楽院声楽科教授のエティッシュは、1906年に初見試験用の歌詞のない小品をフォーレに委嘱しました。以後約30年間錚々たる作曲家たちに委嘱し続け、150曲以上が作られましたが、ラヴェルの「ハバネラ形式による小品」以外は顧みられぬ状態です。しかし各作曲家の個性が明瞭に表われ、各自のお国ぶりが香るなど、さすが大作曲家とうならされる点も多く、放置されているのは惜しい限りでした。
★アメリカ出身で、ラシェル・サクソフォン四重奏団のメンバーを務めていたハリー・ホワイトが、そのうち23曲をサクソフォンで演奏。声楽ではとりづらい音程もサクソフォンなら正確。この楽器ならではの肉声的な感覚で、知られざる作品の魅力を堪能できます。