〔優秀録音〕
ロシア正教会の奉神礼音楽。ラフマニノフの大作『晩禱』
- アーティスト:オランダ放送合唱団
- レーベル:BIS
- 品番:BIS-SA-2039
- ジャンル:ジャンルクラシック声楽曲
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid
- 録音情報など:D D D 5.0 Surround Sound
- 収録時間:60:20
〔優秀録音〕
ロシア正教会の奉神礼音楽。ラフマニノフの大作『晩禱』
ラフマニノフ:
①晩禱 Op.37
②神の母(1893)
カスパルス・プトニンシュ(指揮)、オランダ放送合唱団
[録音:2012年11月/ MCO5 スタジオ、オランダ]
★ SACD ハイブリッド盤。前作、マクミランの合唱曲集(BIS SA 1719)に続く、オランダ放送合唱団の最新アルバムは、ラフマニノフの「晩禱」と「神の母」です。
★無伴奏4声から成る晩禱 Op.37 は1909年に没したロシア正教音楽の権威、S.V. スモレンスキーを追悼して作曲された作品で初演は1915年モスクワで、ニコライ・ダニリンの指揮する宗務院合唱団により行われました。曲の構成は晩課から6曲、早課から8曲、一時課から1曲をそれぞれ選んで作曲された全15曲の大作です。一方「神の母」は1893年に作曲された作品。神の母[Theotokos] とは、キリスト教の用語で、聖母マリアに対する称号です。ピアノ協奏曲や交響曲が有名なラフマニノフですが、このような声楽作品にこそラフマニノフの豊かなメロディを堪能できます。また、BISならではの優秀録音でオーディオ的にも楽しめる1枚です。