つややかで美しい響き、ロシアの弦楽オーケストラ作品集
- アーティスト:サカリ・オラモ、オストロボスニア室内管弦楽団
- レーベル:BIS
- 品番:BIS SA-2365
- ジャンル:ジャンルクラシック管弦楽
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid
- 録音情報など:DSD 5.0 Surround sound マルチチャンネル BIS ecopak
- 収録時間:59:27
- 入荷予定時期:2019年5月中旬
つややかで美しい響き、ロシアの弦楽オーケストラ作品集
ロシアの仮面舞踏会
①プロコフィエフ(バルシャイ編):束の間の幻影(全15曲)
②スクリャービン(ヨウニ・カイパイネン編):前奏曲Op.11より(全13曲)
③アレンスキー:チャイコフスキーの主題による変奏曲Op.35a
④チャイコフスキー:エレジー
サカリ・オラモ(指揮)、オストロボスニア室内管弦楽団
録音:2017年12月/スネルマン・ホール(フィンランド)
★SACDハイブリッド盤。ロイヤル・ストックホルム・フィルの首席指揮者を務めるサカリ・オラモが故国フィンランドのオストロボスニア室内管を振ってのロシアの弦楽オーケストラ作品集。内容の大半は編曲で、バルシャイが編曲したプロコフィエフの「束の間の幻影」と、現代フィンランドの作曲家ヨウニ・カイパイネンによるスクリャービンの前奏曲集がメインとなっています。どちらもオリジナルはピアノ曲で、両者の初期作品。プロコフィエフは全20曲のうち15曲、スクリャービンは全24曲中13曲が選ばれ編曲され、曲順も変えられています。
★スクリャービンの前奏曲集Op.11は、まだ神秘主義語法を確立する前のもので、ショパン風な繊細さと初期スクリャービンならではの透明な叙情が美しい作品。オラモの歌い回しとつややかな弦楽オーケストラの響きで新たな魅力が発見できます。スクリャービンの師だったアレンスキーの「チャイコフスキーの主題による変奏曲」は、もともと弦楽四重奏曲第2番の第2楽章として作ったものをアレンスキー自身が弦楽合奏用に編曲しました。チャイコフスキーの歌曲「伝説」Op.54の5を主題に、ロシア的な情感豊かな変奏が繰り広げられます。最後に収められたチャイコフスキーの「エレジー」はオリジナルの弦楽オーケストラ曲。ガ劇「エフゲニー・オネーギン」初演の演出を務めたイワン・サマーリンのお祝いに書きながら出版を許可せず、サマーリン逝去の際に「サマーリンの思い出のエレジー」として世に出ました。
サカリ・オラモ、オストロボスニア室内管弦楽団
BIS SA-2365
サカリ・オラモ
BIS SA-2028
サカリ・オラモ
ABCD-387
サカリ・オラモ
BIS SA-2128
サカリ・オラモ
BIS-SA-1939