◆イタリアの女性ベーシストRosa Brunello率いるバンド“Rosa Brunello YLos Fermentos”の、CAM JAZZ第3弾が登場！1年に1作のペースでリリースしており、CAM JAZZの期待が伺える。 ◆3作とも同名バンドではあるが、メンバーや楽器編成はそのたびに少しずつ異なる。1作目は2管コードレス・カルテットにゲストとしてヴォーカル、サックス、ピアノが加わったアコースティック作品。2作目は2管コードレス・カルテットで管楽器に一部エフェクターも取り入れたライブ盤であった。 ◆今作もカルテットだがサックスのワンホーンで、8弦ギターやライブエレクトロニクスを操るフランク・マルティーノが加わり、Rosa自身もエレベやシンセを用いたエレクトリック・サウンドに変化している。 ◆電子ノイズも大胆に取り入れつつ、楽曲は今までの前衛的あるいは室内楽的だったものとは趣が異なり、メロディアスで強いビート感があり、ハードロックのように感じられる場面も。もちろんこれまでのインプロ要素も入り混じり、審美的なバラードもあり、表現の幅を急速に拡張している。 ◆音楽家としてメキメキと頭角を現すRosa Brunelloに注目！ ◆レコーディングとミキシングはステファノ・アメリオ@アルテスオーノ、マスタリングはダニーロ・ロッシの黄金コンビです。