ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番、グバイドゥーリナ:今この時の中で

堂々たる快演!
注目のヴァイオリニスト、ラムスマが協奏曲をリリース!

  • アーティスト:シモーネ・ラムスマ
  • レーベル:CHALLENGE CLASSICS
  • 品番:CC-72681
  • ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • 録音情報など:Stereo / Multi-ch
  • 収録時間:73:21

TRACK LIST

ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番、グバイドゥーリナ:今この時の中で

①ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 Op.77
②グバイドゥーリナ:ヴァイオリン協奏曲『今この時の中で』

シモーネ・ラムスマ(ヴァイオリン)
ジェイムズ・ガフィガン(①指揮)
ラインベルト・デ・レーウ(②指揮)
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
録音:
①2016年5月12、14日/ヒルフェルスム(スタジオ録音)
②2011年10月22日/ロイヤル・コンセルトヘボウ(ライヴ録音)
使用楽器:
①ストラディヴァリウス“Mlynarski”(1718)
②ストラディヴァリウス“ex Chanot-Chardon”(1718)

★1985年オランダ生まれのヴァイオリニスト、シモーネ・ラムスマによるCHALLENGE CLASSICSレーベル第2弾となるアルバム。ラムスマのヴァイオリン演奏の特徴は音程の確かさから来る音の輝きと、大きな弓使いからなる伸び伸びとした節回し。第1弾のメンデルスゾーン他のソナタ集(CC-72677)でも美しく濃厚かつ力強い演奏を聴かせてくれました。ショスタコーヴィチとグバイドゥーリナというロシアの大作コンチェルトに挑んだ今作は、彼女の魅力がさらに引き出された注目盤です。
★「夜想曲(緩)」、「スケルツォ(急)」、「パッサカリア(緩)」、「ブルレスケ(急)」の4楽章からなるショスタコーヴィチの1番は、あらゆる表現力と構成力が問われる難曲。急速楽章の純粋なテクニックや冴えた諧謔味に加え、「夜想曲」での息の長い旋律を美しく歌いこなし、そして聴き続ける能力、「パッサカリア」での張りつめた緊張感のなか心の底から音を繰り出さんとする強い精神力も求められます。ラムスマは高速で畳み掛けるときも祈りを込めて一音に集中するときも、崩れることなく美音が決まっていて爽快とすら言える快演を披露しています。
★グバイドゥーリナの『今この時の中で』はアンネ=ゾフィー・ムターのために書かれた単一楽章の協奏曲で、2007年にムターが初演しました。ソリストは始めから終わりまで、約35分間ほとんど休みなく弾き続けなければならず、技術的にも高度です。深刻な響きもありますが、天国的な美しさへの憧れを感じさせる壮大な世界観を持った作品で、ソリストの持ち味、個性が大いに発揮されます。

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