ショスタコーヴィチ、チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の最初の形はこうだった!

  • アーティスト:リナス・ロス、トーマス・ザンデルリンク
  • レーベル:CHALLENGE CLASSICS
  • 品番:CC-72689
  • ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • 録音情報など:Multi-ch SURROUND
  • 収録時間:74:25

TRACK LIST

1. ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調Op.129
2. チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35(オリジナル版)

リナス・ロス(ヴァイオリン)、トーマス・ザンデルリンク(指揮)ロンドン交響楽団
録音:2016年5月2-4日/LSO聖ルカ(ロンドン)

★SACD Hybrid盤。ヴァインベルクの全ヴァイオリン作品や、ショスタコーヴィチの未完のヴァイオリン・ソナタの録音で注目されるリナス・ロスがまたも刺激的なアルバムをリリース。ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第2番は名作第1番に比べると圧倒的に演奏される機会が少なく、大歓迎の新録音。ダヴィド・オイストラフのために作曲され、ショスタコーヴィチ後期の作品のなかでも近代色が強く興味津々です。
★さらに興味津々なのがチャイコフスキーの名作ヴァイオリン協奏曲のオリジナル版。この作品はレオポルト・アウアーから「演奏不能」として献呈を拒否され、チャイコフスキー本人も含めてカットや修正が行われたため、本当のオリジナルがどのような形なのかわからない状態と言うことができます。ここでは最初の形に戻しての世界初録音。第2楽章が終始弱音器の指定があったり、フレージングが違ったりと興味津々です。
★リナス・ロスは1977年ドイツのラーベンスブルク生まれ。2006年EMIよりCDデビュー。以後同世代のヴァイオリン奏者の中でも、歴史に埋もれた作曲家や珍品の演奏で注目を集めています。ザハール・ブロンやアッカルドに師事し、2012年からはアウグスブルクの大学の「レオポルト・モーツァルト・センター」で教授を務めています。1703年製のストラヴディヴァリ「Dancla」を使用。

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