『20世紀初頭:ルーツを探して… Vol.1』~2台ピアノのための作品集

ものすごい音響効果のパッサカリア!
ブゾーニと弟子タリャピエトラによる2台ピアノのための作品集

  • アーティスト:テレサ・トレヴィサン、フラヴィオ・ザッカリア
  • レーベル:LIMEN
  • 品番:CDVD076-C076
  • ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:1CD+1DVD 限定盤
  • 録音情報など:D D D、ステレオ、NTSC 16:9 (言語:イタリア語、字幕:英語)

TRACK LIST

『20世紀初頭:ルーツを探して… Vol.1』~2台ピアノのための作品集

1. J.S.バッハ(ジーノ・タリャピエトラ編曲):パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582

ブゾーニ:
2. 対位法的幻想曲
3. バッハのコラール「幸なるかな」による即興曲
4. モーツァルトのバレル・オルガンのための幻想曲 ヘ短調 K. 608
5. モーツァルトの「ピアノ協奏曲第19番 K.459」の終曲による協奏的小二重奏曲

テレサ・トレヴィサン、フラヴィオ・ザッカリア(ピアノ)
セッション録音:2015年/リメン音楽スタジオ

★ピアノ・デュオの名手テレサ・トレヴィサンとフラヴィオ・ザッカリアが、ブゾーニとタリャピエトラが作曲した2台ピアノのための作品を収録しました。
★イタリア生まれのジーノ・タリャピエトラは、ウィーンで学びベルリンでブゾーニに師事した後、ヴェネツィアの音楽学校でピアノ教師となった作曲家。ブゾーニの忠実な弟子であり、基本的にブゾーニの語法を用いつつも独特の色合いをみせました。バッハのパッサカリアとフーガを2台ピアノ用にしたこの作品は、原曲であるオルガンを忠実に再現した編曲と言え、まるで変奏を繰り返すたびにオルガンのストップを変えているような音響効果が魅力です。
★そして、バッハのシャコンヌやオルガン作品のピアノ編曲で有名なブゾーニ。ピアノのヴィルトオーゾとして演奏活動をおこなった一方で、ピアノ作品を中心にオリジナルと編曲作品を残しました。ここに収録された4篇はバッハ、モーツァルトのテーマをもとにしている作品です。「対位法的幻想曲」はバッハの「フーガの技法」 BWV1080から最後の未完のフーガを核にした演奏時間30分ほどの大作で、最初にピアノ独奏曲(第1~3版)として書かれました。この2台ピアノ版(第4版)は1921年に作曲され、スケールがより大きくなり、壮大に広がる作品となりました。
★演奏のテレサ・トレヴィサンは、以前フィリッポ・トレヴィサンとのピアノ・デュオで活躍し、バッハ=レーガーのブランデンブルク協奏曲の録音は高い評価を得ました。近年はフラヴィオ・ザッカリアとの共演でピアノ・デュオ作品を積極的に演奏しております。ボーナスDVDにはCDと同内容の演奏映像に加え、当録音の作品について語ったインタビュー映像つき(言語:イタリア語、字幕:英語)で興味深い内容となっております。500セット限定プレス、シリアルナンバー入り。

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