バイノーラル録音で聴く、ポップでユニークなリズムの饗宴!
高音質だからこそわかるアダムズの面白さ。
シュトックハウゼンの娘も参加!
- アーティスト:アクセル・ヘス
- レーベル:CYBELE RECORDS
- 品番:CF-003
- ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid
- 録音情報など:Stereo / 5.0ch Surround Sound / 3D-Binaural-Stereo (Artificial Head)
- 収録時間:77:08
バイノーラル録音で聴く、ポップでユニークなリズムの饗宴!
高音質だからこそわかるアダムズの面白さ。
シュトックハウゼンの娘も参加!
ジョン・アダムズ(1947-):
①ダンスとやらについてのジョンの本 ~弦楽四重奏とCDのための(1994)
②チャイナ・ゲート ~ピアノのための(1977)
③アメリカン・ベルセルク ~ピアノのための(2001)
④ロードムービー ~ヴァイオリンとピアノのための(1995)
⑤ハレルヤ・ジャンクション ~2台ピアノのための(1998)
リヴィウ・ネアグ=グルーバー(①④ヴァイオリン)
アクセル・ヘス(①ヴァイオリン)
ジェンス・ブロックマン(①ヴィオラ)
マイケル・ハブリッツェル(①チェロ)
マイエラ・シュトックハウゼン(⑤ピアノ)
ホルガー・グロショップ(②③④⑤ピアノ)
録音:2017年4月、7月
★SACDハイブリッド盤。SACD層ではマルチチャンネルの他、ヘッドホンで聴くことにより最高音質の効果を発揮するように作られた「バイノーラル録音」がお楽しみ頂けます。細かなリズムが飛び跳ね発展していくジョン・アダムズのミニマル音楽を超優秀録音ではっきり捉えた、愉悦感たっぷりのディスクです。ぜひSACDプレーヤーでお聴きください。
★『ハレルヤ・ジャンクション』はアダムズ自身のお気に入り。明るいコードが浮き立つリズムで奏でられ、次第にまばゆい光が乱反射するかのように2台のピアノにズレが生じていきます。出だしこそいかにもミニマルですが、少しずつメロディとコードが変化し、いつの間にかギクシャクしたリズムになったり波のようなアルペジオになったりと先の読めない展開を見せてくれるので、最後までとても面白く聴けます。ちなみにピアニストの一人、マイエラ・シュトックハウゼンはあのカールハインツ・シュトックハウゼンの娘です。
★『ダンスとやらについてのジョンの本』はクロノス・カルテットのために書かれた作品で、10の小品からなるポップでユーモラスな音楽。弦楽四重奏とは別にプリペアド・ピアノの音が収められたCDも用います。このアルバムで演奏している4人はヴッパータール交響楽団のメンバー。
★『チャイナ・ゲート』は透明なコード進行で夢見るような美しいピアノ曲。『アメリカン・ベルセルク』は変拍子リズムが前面に打ち出され、プロコフィエフの第7ソナタ終楽章を思わせる世界。静と動が並ぶ2曲です。急緩急の3楽章からなる『ロードムービー』はゆったりとした中間楽章が美しく、ヴァイオリンの最低音を全音低いFに調弦することで独特の効果を上げています。