山下洋輔、渡辺貞夫、日野皓正など、数々の巨匠とも共演
高校時代に本格派として鮮烈なデビューを飾った寺久保エレナ
カナダの名レーベル“Celler Live Records”から凱旋リリース!
今春バークリーを卒業し、NYで一本立ち
第二の出発を飾るアルバム!と本人が語るマイルストーン!
- アーティスト:Erena Terakubo
- レーベル:CELLER LIVE RECORDS
- 品番:CL-080815
- ジャンル:ジャンルジャズ
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
山下洋輔、渡辺貞夫、日野皓正など、数々の巨匠とも共演
高校時代に本格派として鮮烈なデビューを飾った寺久保エレナ
カナダの名レーベル“Celler Live Records”から凱旋リリース!
今春バークリーを卒業し、NYで一本立ち
第二の出発を飾るアルバム!と本人が語るマイルストーン!
Erena Terakubo / A Time For Love
1. Time After Time 5:12 (Sammy Cahn / Jule Styne) Sands Music Corporation
2. Folklore 4:07 (Vincent Herring)
3. Road Song 5:22 (John L. Montgomery)
4. A Time For Love 5:12 (Johnny Mandel)
5. Won’t Have To Say Goodbye 4:54 (David Williams)
6. Golden Oolong Tea 3:44 (Erena Terakubo)
7. 88 4:53 (Erena Terakubo)
8. Soon 5:09 (George and Ira Gershwin)
9. On A Misty Night 6:34 (Tadd Dameron)
10. In A Sentimental Mood 7:03 (Edward Kennedy Ellington)
メンバー:Erena Terakubo(as), David Hazeltine(p), David Williams(b), Lewis Nash(ds)
★天才女子校生サックス奏者として、2010年に鮮烈なデビューを飾ってから5年!待望の、そして、プロとして飛躍する第4作が到着しました!
★2010年『ノース・バード』、2011年『ニューヨーク・アティチュード』、2013年に第3 作『ブルキナ』をリリースし、どれもが大きな賞賛をあび、また成長ぶりが語られてきましたが、今作は、また新たな出発点を飾る一作として注目です。
★というのも、この春、バークリーを卒業し、NYに拠点を移しての第一弾。レーベルも、カナダの名レーベル“Celler Live Records”からのリリース。Celler Liveと言えば、ビー・バップ~ハード・バップを心から愛し、自らもサックス奏者として活動するCory Weeds(コリー・ウィーズ) が運営するヴァンクーバーのレーベル。プロデュースをつとめたヴィンセント・ハーリングの紹介を受けたコリーはすぐにリリースを快諾。本作は、アメリカで一本立ちして歩き始めたアーティストの正にマイルス・トーンであり、凱旋盤と言ってもよいでしょう。
★キャノンボール・レガシー・バンドのライブに出かけ、知り合って以来、師匠と敬愛するヴィンセント・ハーリングとアイディアを出し合い、二人三脚。メンバーも曲も一緒に決めていったとのことですが、デイヴィッド・ウィリアムスと、ルイス・ナッシュといった匠のベテラン、リズム・セクションを迎え、ピアノには、当代屈指のストレート・アヘッドなピアニスト、デイヴィッド・ヘイゼルタインが参加。これらのメンバーとガッチリと組み合い、軽快かつ、時に豪快なフレーズを繰り出すサックスは、さらに一回り大きくなった印象。情報を知らずに聴いたら、これが、まさか20代も前半の小柄な女性が吹いているなどと誰も思わないことでしょう。彼女の魅力を引き出すようなスタンダードの選曲も秀逸なら、まるでスタンダードのナンバーのように聴こえるオリジナルも大きな魅力。M6の<88>は、言わずもがな、デビュー以来、愛情をもって育ててくれた伊藤八十八氏への思いを込めた曲ですが、本人いわく“この曲は、スカイプで八十八さんにも聴いてもらったんです”とのこと。スウィングするリズムにのって繰り出される演奏には、ジャズの伝統の真ん中を行くフィーリングが溢れ、ジャズ・プロデューサーとして偉大なる仕事を残した師への大きな恩返しとなったことでしょう。一方ヘイゼルタインのピアノとデュオで奏でられるラストの“イン・ナ・センチメンタル・ムード”には大人なムードも漂います。
★“NY では、小柄な女性が吹いているからって、簡単にはほめてくれません。でもNYは自分の活動の場所として必然だったし、吹き続けていったら大きなチャンスがくると信じています”と力強く語った言葉も印象的。最近では、NYの名クラブSMOKEのマイク・ルドーンのバンドによくシットインするのだとか・・・凱旋ライブも待ち遠しいところです。