カール5世のための音楽

「太陽の沈まぬ国」の神聖ローマ皇帝、カール5世の時代の音楽
カペラ・デ・ラ・トーレとマティアス・ゲルヒェンの歌声が
聴き手を500年前の宮廷に誘う!

  • アーティスト:カペラ・デ・ラ・トーレ、マティアス・ゲルヒェン
  • レーベル:COVIELLO CLASSICS
  • 品番:COV-91602
  • ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

カール5世のための音楽

ウプサラの歌曲集:言葉は肉となりて
不詳:武装した人
不詳:トゥルディオン
ミヒャエル・プレトリウス:スペインのパヴァーヌ
フランシスコ・デ・ラ・トーレ:ダンツァ・アルタ
ルイス・デ・ナルバエス:「千々の悲しみ」によるデフェレンシアス
ティールマン・スザート:パヴァーヌ「戦い」
トワノ・アルボ:私を虜にする美しい人
ウプサラの歌曲集:ああ、月が輝いて
ルイス・デ・ミラン:パヴァーヌとガイヤルド
フィリップ・ヴェルドロ:イタリア・ミア
フランシスコ・ゲレーロ:ミサよりグローリア「天国のたとえ話」
ヒロニムス・パラボスコ:主よ、平和を与えて下さい
ヨハン・ワルター:神はわがやぐら
ジョスカン・デプレ:主よ、われ御身に依り頼みたり
リベル・ウズアリス(グレゴリオ聖歌集):アンティフォン・レクイエム・エテルナ
ルートヴィヒ・ゼンフル:我は死ぬことなく生き
不詳:主よ、あなたをあがめ

カペラ・デ・ラ・トーレ マティアス・ゲルヒェン(バス)
録音:2006年10月9日-13日

★神聖ローマの皇帝として、そしてスペイン国王として「太陽の沈まぬ国」と称される世界帝国を築き上げたカール5世は、音楽と共にあった皇帝でした。
子供時代を過ごしたネーデルランド総督の叔母の宮廷にはいつも音楽が溢れ、カール5世自身も優秀な音楽教師のもとで音楽を学びながら育ったといいます。スペイン国王の座を継承するためスペインに入った際も楽団を伴っていたというカール5世の宮廷は、いつしか帝国中の優れた音楽家が集う場所となり、活発な音楽活動の拠点となりました。このCDは、そんなカール5世の時代に演奏されていたであろう音楽を集めたものです。
★収録曲は1500年のカール5世の誕生から、1517年のスペイン国王即位、1530年の神聖ローマ帝国の皇帝の戴冠式、そして1558年に生涯を閉じるまでの、重要な出来事が起きた年代に沿って選曲され、カール5世の一生を音楽で万遍なくカバーしています。作者不詳の世俗曲からジョスカン・デプレ、その他ドイツ、フランス、イタリアを始めとするヨーロッパ各地の作曲家の作品などが、幅広く収録されています。
★演奏は、それぞれが古楽のスペシャリストとして活躍するアンサンブル、カペラ・デ・ラ・トーレと、バス歌手のマティアス・ゲルヒェン。「カペラ・アルタ」
と呼ばれる管楽器を主体とした編成のための演奏団体であるカペラ・デ・ラ・トーレは、中世やルネサンスの知られていない作品の普及をコンセプトの1つに掲げて活動しています。マティアス・ゲルヒェンは古楽から現代音楽、オペラ、リートなど幅広く活躍し、注目を集める歌手です。
★500年前のハプスブルク帝国の絶頂期、カール5世が生きた時代に、音楽でタイムスリップされてみてはいかがでしょうか。

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