確かな手腕で聴かせる
ボッシュのドヴォルザーク・シリーズ
交響曲第1番「ズロニツェの鐘」
- アーティスト:マルクス・ボッシュ
- レーベル:COVIELLO CLASSICS
- 品番:COV-91718
- ジャンル:ジャンルクラシック交響曲
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid
- 収録時間:51:09
確かな手腕で聴かせる
ボッシュのドヴォルザーク・シリーズ
交響曲第1番「ズロニツェの鐘」
ドヴォルザーク:交響曲第1番ハ短調Op.3「ズロニツェの鐘」
ニュルンベルク州立フィルハーモニー
マルクス・ボッシュ(指揮)
録音:2016年、マイスタージンガーハレ(ライヴ)
★マルクス・ボッシュが、2011年から音楽監督を務めているニュルンベルク州立フィルハーモニーと共に取り組んでいるドヴォルザークのシリーズ。第6弾は第1番「ズロニツェの鐘」です。この曲は1865年に完成後、スコアを輸送中に紛失、1923年にドイツの古本屋で見つかり、1946年に71年越しにやっと初演されたという不思議な経歴をもつ交響曲で、ドヴォルザークが唯一実際に聴いていない交響曲なのです。この交響曲には「ズロニツェの鐘」という副題がついており、これはドヴォルザークが若い頃に住んでいた街のこと。実際に曲中に鐘は使われませんが、木管楽器が順番に鐘の音を表現し、実際に鐘の響きのようにこだまして聴こえます。さらに当時ドヴォルザークが好意を抱いていた女優ヨゼフィーナ・チェルマーコヴァへの恋心といった感情も反映されていると言われています。形式としては、尊敬するベートーヴェンの影響がみられます。まず第1楽章にリズム動機を用いて、それを全楽章に使い循環形式のようにしています。次にハ短調、変イ長調、ハ短調、ハ長調という調性プランはベートーヴェンの交響曲第5番と一致しています。マルクス・ボッシュは当シリーズでこれまでにも緻密な解釈でその手腕を発揮してきましたが、この第1番は長い間演奏されることなく埋もれていた曲ではありますが、若きドヴォルザークのエネルギーと情熱がはっきりと感じられる解釈で聴かせてくれます。
マルクス・ボッシュ
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マルクス・ボッシュ
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マルクス・ボッシュ
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マルクス・ボッシュ、ニュルンベルク州立フィルハーモニー
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マルクス・ボッシュ
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