流麗で華やかなバロックの響き!
カプリコルヌスの宗教的協奏曲集
- アーティスト:カプリコルナス・アンサンブル・シュトゥットガルト
- レーベル:COVIELLO CLASSICS
- 品番:COV-91721
- ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:57:00
流麗で華やかなバロックの響き!
カプリコルヌスの宗教的協奏曲集
カプリコルヌス(1628-1665):宗教的協奏曲集
ザムエル・カプリコルヌス:全地よ、主に向かって喜びの声をあげよ
アントニオ・ベルターリ:トリオソナタ第2番
カプリコルヌス:我はいかなる時も主を目に浮かべ
我、主のうちに大いに楽しみ
主において喜べ、エルサレム
神は我に教えたもうた
我は神に言った
リディア・トイシャー(ソプラノ)
フィリップ・ニーデルベルガー(バス)
ヘニング・ヴィークラーベ(トロンボーン&指揮)
カプリコルナス・アンサンブル・シュトゥットガルト
録音:2016年9月28日〜30日
★1628年ボヘミア生まれの作曲家ザムエル・カプリコルヌス。彼の宗教的協奏曲と、彼が影響を受けた作曲家アントニオ、ベルターリのトリオソナタが収められたCDです。
ハインリヒ・シュッツの後の世代であるカプリコルヌスは、歌や楽器パートの華やかさや精練な書法、型破りな形式感などで17世紀の宗教音楽に新しい風をもたらしました。自然で伸びやかで喜びにあふれた旋律、活気に満ちた律動感などがとても魅力的です。
本CDで唯一の器楽曲「トリオソナタ」はアントニオ・ベルターリの作品。カプリコルヌスと同時代に生き、ウィーン宮廷でヴァイオリニストとしても名を馳せていた作曲家です。トリオソナタとは3つの楽器と通奏低音によるバロック期の最も重要な室内楽形式。このベルターリの「トリオソナタ第2番」では、楽想の緩急が交替する中、二本のヴァイオリンとトロンボーンが清らかな響きを聴かせます。
演奏は多方面での活躍で知られるソプラノのリディア・トイシャーとバリトンのフィリップ・ニーデルベルガー、そして古楽で名高いトロンボーンのヘニング・ヴィークラーベと彼が率いるカプリコルナス・アンサンブル・シュトゥットガルト。生命力溢れる演奏で17世紀の香りがよみがえります。