ナチスに虐殺された天才の作品、世界初録音
- アーティスト:ユルゲン・ブルンス
- レーベル:EDITION ABSEITS
- 品番:EDA-40
- ジャンル:ジャンルクラシック交響曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:67:16
ナチスに虐殺された天才の作品、世界初録音
ヨアヒム・メンデルソンを讃えて
ヨアヒム・メンデルソン(1897-1943):
①交響曲第2番 (1939)
②オーボエ五重奏曲 (1939)
③ヴァイオリン・ソナタ (1937)
④室内交響曲 (1938)
ユルゲン・ブルンス(指揮)ポーランド放送響、
ウルリケ・ペーターゼン(Vn)、フレデリック・タルディ(Ob)、タチヤナ・ブローメ(Pf)
録音:2010年11-12月、2011年5月
★全曲世界初録音。戦争の犠牲になった音楽は少なからずいますが、ヨアヒム・メンデルソンは将来を嘱望されながら1943年にワルシャワ・ゲットーで殺され、さらにゲットー蜂起の際に記録や書類がことごとく焼失したため、ほとんど何の手掛かりも残っていません。彼は戦前パリで活動していたらしく、同地でいくつかの作品が出版されていたため、再現することが可能となりました。メンデルソンの音楽は全く難解でなく、不思議な透明感と、木管を多用した色彩感にあふれる世界が独特。交響曲第2番と室内交響曲の両終楽章はポーランドの民族舞曲マズルカで、活き活きとした生命感にひきつけられます。