歴史に抹殺された天才の作品が日の目を見た
- アーティスト:クリストフ・スウォヴィンスキ
- レーベル:EDITION ABSEITS
- 品番:EDA-42
- ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:66:53
歴史に抹殺された天才の作品が日の目を見た
ユゼフ・コフレル:
①ピアノ協奏曲Op.13 (1932)
②2つの歌曲Op.1 (1917)
③弦楽四重奏曲第2番Op.27「ウクライナのスケッチ」(1941)
④4つの詩Op.22 (1935)
⑤交響曲第2番Op.17 (1933)
ダニエル・ヴヌコフスキ(ピアノ)①、
クリストフ・スウォヴィンスキ(指揮)ポーランド・ルヴェントゥス交響楽団①⑤、
フレドリカ・ブリランブール(メゾソプラノ)、
リストフ・スウォヴィンスキ(ピアノ)②④、
ポーランド弦楽四重奏団ベルリン③
録音:2016年5月7日/ポーランド放送ルトスワスフキ・コンサートスタジオ(ライヴ)①⑤、
2017年5月9-10日/エルベルク教会(ベルリン)③、
5月22-23日/イエス・キリスト教会(ベルリン)②④
★ユゼフ・コフレル(1896-1944)は、ウィーンでヴァレスやシェーンベルクに師事し、ポーランド最初の十二音主義者として20世紀音楽に寄与するはずながら、ユダヤ人だったためにナチスに捕えられ、家族ともども48歳の若さで殺害されました。彼はルヴフに住み、同地の音楽院で教えていましたが、1939年にソ連領となり自筆譜の多くは散逸したため、これまでほとんど作品を聴くことができませんでした。
★待望の当アルバムは、ピアノ協奏曲と交響曲第2番というオーケストラ作品を聴くことができるポーランド音楽ファン狂喜のリリース。ピアノ協奏曲は草稿をヘルマン・シェルヘンがコレクションしていたといわれ、今回演奏者の校訂のもと音になりました。コフレルの作品は、無調的な傾向でありながらも、民謡を多用した民族色も濃く興味津々です。