At The Subway Club 1973

<マイケル・カスクーナ・プロジェクト>
デクスター、1973ケルン“ザ・サブウェイ・クラブ”

  • アーティスト:Dexter Gordon
  • レーベル:Elemental Music
  • 品番:EMLP-5990533
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:LP
  • 録音情報など:180g 重量盤 ダブルジャケット 限定盤
  • 入荷予定時期:2019年5月中~下旬

TRACK LIST

Dexter Gordon / At The Subway Club 1973

Side A
Wave (20:44)

Side B
Secret Love (19:56)

マイケル・カスクーナ、マキシン・ゴードンのエッセイを収録

メンバー:Dexter Gordon(ts), Irv Rochlin(p), Henk Haverhoek(b), Tony Inzalaco(ds)
Recorded live at the Subway Club, Köln, Germany, September 11, 1973.
* Bonus Tracks:
Dexter Gordon(ts), Plus: (CD2, 2-3) Cees Slinger(p), Maarten Van Regteren Altena(b), Martin Van Duynhoven(ds) Den Haag, Netherlands, March 22, 1971. (CD2, 4-5) George Gruntz(p), Jimmy Woode(b), Stu Martin(ds) Stuttgart, Germany, November 23, 1965.

★このところデクスター・ゴードンやウディ・ショウの未発表ライヴ・パフォーマンスが次々とリリースされるのは嬉しい限り。ここにまたふたりの素晴らしい演奏が発掘されました。
★これは、デクスの2枚組で、メインの5曲は1973年9月にケルンの“ザ・サブウェイ・クラブ”でのライヴで、オランダのピアニスト、イエフ・ロフリン、オランダのベーシスト、ヘンク・ハーヴェルホーク、そして米国人で当時はドイツに住んでいたドラマー、トニー・インザラコから成るトリオを従えたクァルテットによる演奏。録音されていることをまったく意識していなかったデクスの長く充実したソロをたっぷりと味わうことができます。
★歌詞の一部を曲名紹介とした〈シークレット・ラヴ〉などに聴く彼の豪快かつデリケートなテナーは快調そのもの。同時期のモントルーでのライヴ録音などにも負けない内容です。残る4曲のうち2曲は、1971年3月にオランダのデン・ハーグで行われたパフォーマンス。ドイツの名ピアニスト、シース・スリンガーを中心とするトリオとの共演で、フリー・ジャズのベーシストという印象が強いオランダのベース奏者マールテン・アルテナの参加も目を引きます。最後の2曲は、スイスのジョルジュ・グルンツ、米国人のジミー・ウディとステュ・マーティンというトリオをバックにした1965年のシュトゥットガルトでの演奏ですが、興味深いのは〈ラウンド・ミッドナイト〉で、これがデクスによるこの曲の演奏では最も古いものであるということ。Steeplechase盤や米コロムビアの『Homecoming』に含まれたヴァージョンはよく知られていますが、記録されている限り最初の演奏は実にフレッシュで、これがこの曲の代表的ヴァージョンと言われるようになるかもしれないと思われるほど隙のないプレイが光っています。

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