ショスタコーヴィチの愛弟子ティシチェンコ、ヴァイオリンの秘宝初登場!
- アーティスト:ガブリエル・チャリク、ダーニャ・チャリク
- レーベル:EVIDENCE
- 品番:EVCD-013
- ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:74:28
ショスタコーヴィチの愛弟子ティシチェンコ、ヴァイオリンの秘宝初登場!
ティシチェンコ:ヴァイオリン作品全集
1. 幻想曲Op.118 (1994)
2. 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.5 (1957)
3. ロンドOp.2 (1957)
4. カプリッチョOp.31 (1965)
5. 古風な様式による2つの舞曲Op.62b (1975)
6. 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.63 (1975)
ガブリエル・チャリク(Vn)、ダーニャ・チャリク(Pf)
録音:2015年4月/サル・コロンヌ(パリ)
★近年、ショスタコーヴィチの愛弟子たちの作品が、ロシア以外の地域から再評価が起きています。ボリス・ティシチェンコ(1939-2010)もリリースが急増するひとり。彼の協奏曲を除くヴァイオリン作品を集めた待望のアルバムが世界初登場。
★「ロンド」と無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番は彼が18歳、まだショスタコーヴィチと出会う前の作品。どちらもプロコフィエフの影響が濃厚。「カプリッチョ」は1966年の第3回チャイコフスキー国際コンクール、ヴァイオリン部門の課題曲として作曲されました。これもプロコフィエフ調アレグロによるヴィルトゥオーゾ的作品。「古風な様式による2つの舞曲」はジャン・アヌイ原作の劇「ひばり」のために作ったものの編曲。ジャンヌ・ダルク裁判をテーマとしていますが、第2曲ではタンバリンの音がにぎやかに鳴ります。ソ連崩壊後の1994年に、アメリカで活躍する出身の女流ヴァイオリニスト、ニーナ・ベイリーナの委嘱で作曲された「幻想曲も充実作。ロシア民謡やロシア・ジャズの引用もみられ、典型的な旧ソ連音楽に嬉しくなります。
★演奏はガブリエル&ダーニャ・チャリク兄弟。ロシアの血をひくフランスの演奏家で、クールかつていねいな演奏で作品を蘇らせています。