プルースト・ファン注目。
どれがヴァントゥイユのソナタか?
- アーティスト:ガブリエル・チャリク
- レーベル:EVIDENCE
- 品番:EVCD-036
- ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:73:44
プルースト・ファン注目。
どれがヴァントゥイユのソナタか?
プルーストのヴァイオリン
①フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
②レイナルド・アーン:ヴァイオリン・ソナタ ハ長調
③サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調Op.75
ガブリエル・チャリク(ヴァイオリン)、ダーニャ・チャリク(ピアノ)
録音:2017年2月10-11日/サル・コロンヌ(パリ)
★プルーストの長編小説「失われた時を求めて」には架空の作曲家ヴァントゥイユのヴァイオリン・ソナタが登場しますが、このモデルは何であるか長く議論されてきました。プルースト自身サン=サーンスのヴァイオリン・ソナタ第1番だと示唆したともいわれ、また譜例として示されたものがフランクのソナタだという説もあります。またプルーストの相方レイナルド・アーンが登場人物スワンのモデルとも言われており、そのヴァイオリン・ソナタである可能性もあります。ことに第3楽章はプルーストの描写するヴァントゥイユのソナタのイメージにぴったりです。
★ここではその3篇のソナタを、ロシアの血を引くフランスの音楽家兄弟ガブリエル&ダーニャ・チャリクが新鮮な感性で再現。「失われた時を求めて」の場面を彷彿させるソフトフォーカスによる美青年ふたりの写真が満載で、雰囲気たっぷりです。