ショスタコーヴィチ・ファンも聴いたことのないお宝続出!
- アーティスト:サーシャ・ロジェストヴェンスキー
- レーベル:FIRST HAND RECORDS
- 品番:FHR-37
- ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 録音情報など:STEREO
ショスタコーヴィチ・ファンも聴いたことのないお宝続出!
1. ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタOp.134
2. 同:未完のヴァイオリン・ソナタ(1945)
3. 同(ツィガーノフ編):弦楽四重奏曲第4番のアンダンティーノ(Vn,Pf版)
4. ストラヴィンスキー(ショスタコーヴィチ編):詩篇交響曲(ピアノ・デュオ版)
5. ブラーガ(ショスタコーヴィチ編):天使のセレナード(Sop、Ms,Vn,Pf版)
サーシャ・ロジェストヴェンスキー(Vn)、ジェレミー・メニューイン(Pf)、
ムーキー・リー=メニューイン(Pfセコンド)④、イローナ・ドムニフ(Sop)⑤、
アレクサンドラ・シェルマン(Ms)⑤
★指揮者ゲンナジ・ロジェストヴェンスキーとピアニストのポストニコワを両親とするサーシャ(アレクサンドル)・ロジェストヴェンスキー。彼がユーディ・メニューインの愛息ジェレミーと二世共演を果たし、ショスタコーヴィチ・ファンでさえびっくりの珍品を集めました。先日リナス・ロスの世界初録音盤がリリースされた1945年の未完のヴァイオリン・ソナタは、生前のショスタコーヴィチと親しかった父仕込みか、驚くほどの説得力。
★ツィガーノフによる前奏曲集のヴァイオリン編曲は人気レパートリーとなっていますが、弦楽四重奏曲第4番の第2楽章も編曲しています。彼はベートーヴェン四重奏団の第1ヴァイオリンとして原曲の世界初演者でもあり、曲を熟知した美しい仕上となっています。
★さらに興味深いのがストラヴィンスキーの「詩篇交響曲」をショスタコーヴィチが4手連弾用に編曲した版。作曲直後の1930年の編曲で、合唱主体の大編成を彼ならではのピアニズムで見事に処理した逸品。ジェレミー・メニューインが愛妻ムーキー・リー=メニューインと息の合った演奏を聴かせてくれます。世界初録音。
★ほほえましいのが、日本でも古くから「天使のセレナード」としてポピュラーなブラーガのセレナードをソプラノとメゾソプラノの二重唱に仕立てたものも世界初録音。ショスタコーヴィチの職人技を見せつけられます。