ドニゼッティ:「不可触民の男」

ドニゼッティの問題作、
インドの悪名高い差別制度を扱った「不可触民の男」
唯一の録音が値下げして再登場!!

  • アーティスト:パトリツィア・チーニャ
  • レーベル:BONGIOVANNI
  • 品番:GB-2300
  • ジャンル:ジャンルクラシック歌劇
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2CD
  • 収録時間:116:03

TRACK LIST

ドニゼッティ:「不可触民の男」

アレッサンドロ・ヴェルドゥッチ(アケバレ) パトリツィア・チーニャ(S ネアラ)
マルツィン・ブロニコウスキ(ザレーテ) フィリッポ・ピーナ・カスティリョーニ(イダモーレ)
アンドレア・ブラジョット(エンプサーレ) ナーラ・モンテフスコ(ザイデ)
マルコ・ベルドンディーニ(指揮)プロ・アルテ・マルケ管弦楽団,メツィオ・アゴスティーニ合唱団
録音:2001年4月、ファエンツァ

★ドニゼッティの問題作の唯一の全曲録音が廉価復活。「不可触民の男」は、1829年1月にナポリで初演されたオペラ。不可触民 paria というのは、悪名高いインドのカースト制度でカーストにすら入れられない最下層民ダリットのことで、現代に至るまで非常に過酷な差別に遭っています。これに取材したフランスの作家カシミール・ドラヴィーニュの悲劇を原作とするオペラです。バラモンの高僧アケバレの娘ネアラは、英雄イダモーレと相愛だが、イダモーレは不可触民の老人ザレーテの行方不明の息子だった。イダモーレと再会したザレーテは、自分たちを弾圧してきた支配層に属するネアラと息子が愛し合っていることに腹を立てる。悩んだイダモーレはネアラに自らの素性を明かすが、彼女の愛は変わらない。二人の結婚式が執り行われていることを知ったザレーテは、乱入しようとして捕らえられ処刑されることになり、イダモーレは皆の前で自分がザレーテの息子だと明かし父と運命を共にする、というもの。初演はほどほどの成功で、その後埋もれてしまっていました。ドニゼッティはこのオペラの素材の多くを1830年代の作品に再利用しています。 この唯一の録音では、イタリアを中心に活躍するパトリツィア・チーニャ、ポーランド出身のバリトンでドイツで活躍するマルツィン・ブロニコウスキなど、実力のある歌手が歌って聞き応えのあるものになっています。 なお再発にあたって、解説と伊英対訳はホームページからダウンロードする仕様になっています。
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