《後宮からの逃走》のイタリア語版初録音!
- アーティスト:ジョヴァンニ・バティスタ・リゴン
- レーベル:BONGIOVANNI
- 品番:GB-2476
- ジャンル:ジャンルクラシック歌劇
- 価格:オープン価格
- 形態:2CD
《後宮からの逃走》のイタリア語版初録音!
モーツァルト:歌劇《後宮からの逃走》(リヒテンタールによるイタリア語版)
フィリッポ・モラーチェ(バス)
フランチェスコ・マルシーリャ(テノール)
サンドラ・パストラーナ(ソプラノ)
ガブリエレ・サゴーナ(バス)
カルロス・ナターレ(テノール)
タチアナ・アギアール(ソプラノ)
イ・ポリフォニチ・ヴィチェンティーニ
オリンピコ劇場管弦楽団
ジョヴァンニ・バティスタ・リゴン(指揮)
録音:2012年5月オリンピコ劇場(ライヴ)
★皇帝ヨーゼフ2世の依頼を受け、ドイツ語歌唱のオペラとして書かれた《後宮からの逃走》。当時関心の高かったトルコを舞台に繰り広げられる救出劇は、1782年の初演から成功をおさめました。しかしドイツ語歌唱であったため当時のイタリアでは受け入れられませんでした。そこでスカラ座での上演を実現させるべくペーター・リヒテンタール(1780-1853)がイタリア語版を作成。しかしその希望は実現せず、リヒテンタールによるイタリア語版は、この2012年5月にオリンピコ劇場で行われた上演が最初であり、ひょっとすると最後かもしれません。
★リヒテンタールは様々な顔を持ち、医学博士であり、熱心なアマチュア音楽家であり、そしてモーツァルトの長男カールの友人でありモーツァルトの信奉者でもありました。晩年はミラノに住み、スカラ座のために作品を遺しています。リヒテンタールはモーツァルトのスペシャリストとして、モーツァルトの作品を編曲して発表していました。その中にはこの《後宮からの逃走》の他にレクイエムの弦楽四重奏版やイドメネオの稽古用のピアノパートなども含まれていました。