★故長岡鉄男氏も激賞した究極録音芸術、和太鼓集団・鬼太鼓座(おんでこざ)の超名盤「富嶽百景」が何とガラスCDで登場します。マスタリングはかの名エンジニア杉本一家氏。LPともSACDとも異なる特別な魅力を備えた、最高級フォーマットとしての鬼太鼓座!
★完全限定、予約受注生産での販売です。なお、ご注文数が最低生産数に達しない場合は発売を中止する可能性がございます。ご了承くださいませ。
★ガラスCD(クリスタルCD)はその名の通り基板にガラスを用いたもので、従来のCDに比べ複屈折や経年劣化が無く、よりクリアな音で永く聴き続けることが出来る究極のフォーマット。通常のCDプレーヤーで再生可能ですが、その音質向上度はまさに驚くべきものです。空気そのものを再生するような美しさがあり、かつどこまでも大迫力な音を聴かせます。
★1997年に日本ビクター創立70周年記念として制作されたCDアルバム「富嶽百景」は、デジタル時代にあってアナログ・マスターにこだわり、オーディオ・ファンの間では最早伝説となっている考えうる限りの高音質を実現。太鼓の連打が爆撃のごとく聴き手を襲い、三味線のバチに耳がはたかれる快感にノックアウト。さらに当時日本最大である直径2.25m 重さ3トンの大太鼓「大和」が炸裂する凄まじいまでの迫力を余すことなく伝えてくれる空前絶後の1枚でした。
★今回のガラスCD化はオーディオライターの炭山アキラ氏が大絶賛する出来栄え。氏による解説書もたいへんな熱を帯びた文章です。以下、解説の抜粋を掲載します。
―――「鬼太鼓囃子」の締太鼓からしてまるで風合いは別物だ。何というアタックの鋭さ、そしてみずみずしさ。思い切り強く張った皮を、筋骨隆々の打ち手が、堅い木のバチで叩くさまが、これほどありありと眼前に現れるとは思わなかった。巨大大太鼓「大和」はその象のような体躯をぬっと現し、しかしその大地を揺する咆哮はどこまでも軽く、吹き抜ける風のように余分な質量を持たない。そしてまた、曖昧さを一切排した再現のアキュレートさは、これぞまさしく「比類ない」という表現を許されるものであろう。これまで愛聴していたダイレクト版、即ちポリカーボネートのCDは、単体では全く曖昧さなど感ずるものではなかったが、それでもまだまだ甘く、緩い再現だったのだなと痛感する。また、デジタルの数値を挙げるならばおおよそ考えられないことだが、このガラスCD版はSACDよりも遥かに微小域の再現に優れているようにすら感じさせる。―――