フランス・バロック・オペラの粋
ラモーがブフォン論争最中に放ったとどめの力作!
- アーティスト:ラファエル・ピション(指揮)
- レーベル:HARMONIAMUNDI
- 品番:HMC-902212
- ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
- 価格:オープン価格
- 形態:2CD
フランス・バロック・オペラの粋
ラモーがブフォン論争最中に放ったとどめの力作!
ラモー(1683-1764):カストールとポリュックス(1754年版)
カストール/コリン・アインスワース(テノール)
ポリュックス/フロリアン・センペイ(バリトン)
テライール/エマニェル・ド・ネグリ(ソプラノ)
フェーブ/クレマンティーヌ・マルガイヌ(メゾ・ソプラノ)
ジュピター/クリスティアン・インムラー(バリトン)
クレオン、幸運な影、ヘベの侍女/サビーヌ・ドヴィエイル(ソプラノ)
ジュピターの大司祭/ヴィルジル・アンスリー(バス)
ラファエル・ピション(指揮)
アンサンブル・ピグマリオン
録音:2014年7月/ジャケット絵画:ターナー「マーゲイトの日没」(1840)
★ラモーのカストールとポリュックスは、1737年に初演された後、1754年に再上演されました。1750年代といえば、音楽史上重要なブフォン論争のまっただなか。ラモーを代表とするフランス派と、フランス・バロックオペラの豪奢な世界を不自然だとするルソーに代表されるイタリア派との争いとなったブフォン論争において、ラモーの一連の作品は非難の対象となってしまっていました。そんな中、1754年にいわばフランス側の最後の切札として再上演されたのが、この「カストールとポリュックス」でした。再上演に際し、ラモーはプロローグを削除、第1 幕は全く新しく創作、さらにいくつかの改訂をくわえ、よりドラマティックな構成に仕立て直しました。この再演版は大成功をおさめ、翌年の1755年まで定期的に上演され、1763年には宮廷で上演、さらに1764年と、ラモーの死の半年前65年にも上演されました。その後1770-82年までもたびたび上演されています。神話の世界のきらびやかさと、洗練されたオーケストレーションは、古典派のオーケストラ時代の到来を告げているともいえるでしょう。この1754 年版を、ピション率いるアンサンブル・ピグマリオンが、実に鮮烈に演奏しています。
ラファエル・ピション
HMD-9909056
ラファエル・ピション
HMM-902288
ラファエル・ピション
HMD-9859058
ラファエル・ピション
KKC-5800/01
ラファエル・ピション
HMM-902286
ラファエル・ピション
HMD-9859051
ラファエル・ピション、ベルナルダ・フィンク、エマニュエル・セイソン、アンサンブル・ピグマリオン
HMC-902239
ラファエル・ピション
KKC-5492/93
ラファエル・ピション(指揮)
HMC-902212