シュタイアー大暴れ!モーツァルトが現代に蘇った!!
度肝をぬく和声、華麗なる即興
モーツァルトの愛した
シュタイン社1777年生まれの銘器「ヴィザヴィ」を用いた録音
シュタイアーとショルンスハイム、夢のコンビによる連弾も!
- アーティスト:アンドレアス・シュタイアー&*クリスティーネ・ショルンスハイム
- レーベル:HARMONIAMUNDI
- 品番:HMG-501941
- ジャンル:ジャンルクラシック器楽曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
シュタイアー大暴れ!モーツァルトが現代に蘇った!!
度肝をぬく和声、華麗なる即興
モーツァルトの愛した
シュタイン社1777年生まれの銘器「ヴィザヴィ」を用いた録音
シュタイアーとショルンスハイム、夢のコンビによる連弾も!
モーツァルト:
①転調するプレリュード(ハ長調から変ロ長調へ)(Modulierendes Pradludium)KV 284a
②ピアノ連弾ソナタ 変ロ長調 KV.358 *
③転調するプレリュード(ヘ長調からホ短調へ)Modulierendes PraeludiumKV deest
(ケッヘル番号なし)
④カンデツァKV.624(626a)
⑤パイジェッロの歌劇「哲学者気取り」の「主に幸いあれ」による6つの変奏曲 ヘ長調 KV.398
⑥前奏曲とフーガ ハ長調 KV.394(383 a)
⑦ショルンスハイムとシュタイアーによる即興演奏[1'36"]*
⑧ピアノ連弾ソナタ ニ長調 KV.381*
⑨6つのドイツ舞曲KV.509(ピアノ連弾編曲版)*
アンドレアス・シュタイアー&*クリスティーネ・ショルンスハイム(ピアノフォルテ)
使用楽器:ヴィザヴィ(1777年シュタイン製)
録音:2006年3月
★ヴィザヴィとよばれる貴重な楽器を用いての、なんとも鮮烈な演奏のモーツァルト。1曲目の「プレリュード」からシュタイアー大暴れ、聴くものの度肝をぬくような過激さです。モーツァルトの当時、「プレリュード」は、ピアニストが自身のセンスと技量をひけらかすために即興で演奏することが多かったもの。「私は即興ができない(わ)・・・」というピアニストのために、即興演奏を譜面に書き起こしたものが当時の「プレリュード」でした(もちろん、ソナタなどのメイン楽曲の前に演奏されたり、楽器の具合を見るために演奏されたりするものもありましたが)。ここに録音されているプレリュードはまさにモーツァルトの天才即興ぶりが譜面に記されたもの。ほかでは聴けない奇跡的な演奏がここにあります。
★さらに楽器がまたすごい!この録音で用いられたシュタイン製の「ヴィザヴィ(英語でface to face)」(1777年)という楽器は、巨大な長方形の二つの短辺に鍵盤がついた、2人の奏者が向き合って演奏できるよう設計されたもの。片側が一段鍵盤のピアノ、反対側が二段または三段鍵盤のチェンバロになっていますが、チェンバロ側の鍵盤の一つはピアノのためのもので、反対側にあるピアノ専用鍵盤と連動するというもの。こうした楽器は今回録音に用いられたものも含めて2台しか現存していません。シュタインのピアノ工房を、モーツァルトは1777年に訪れたことがあり、シュタインのピアノを大層気に入りました。しかし、高価であったために購入を断念、父への手紙にも、今まではシュペート製のピアノが一番好きだったが、シュタインのピアノを聴いて断然こちらの方がよいと思う、という記述がみられます。シュタイン製のこのゴージャスで鮮烈な音色、そして演奏者に対する反応の良さをモーツァルトはおそらく気に入ったのかもしれません。楽器もすごいし楽曲も貴重だし、演奏はまさに奇跡的名演。ものすごい一枚です。
※この録音では、①は本来は4つの部分からなっていますが、それらのうちの一番長い部分(ハ長調から変ロ長調へ転調する部分が含まれるもの)のみ演奏されています。また、最終楽曲の6つの舞曲は、オケ版のものをショルンスハイムとシュタイアーが編曲したものです。
アンドレアス・シュタイアー
HMG-508388
アンドレアス・シュタイアー
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アンドレアス・シュタイアー&アレクサンドル・メルニコフ
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