名手フェアブリュッヘンによる
ファン・エイク「笛の楽園」
- アーティスト:マリオン・フェアブリュッヘン
- レーベル:HARMONIAMUNDI
- 品番:HMG-507350
- ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
- 価格:オープン価格
- 形態:2CD
名手フェアブリュッヘンによる
ファン・エイク「笛の楽園」
ヤコブ・ファン・エイク(1590~1657):『笛の楽園』第1集&第2集より
[CD1]
「山羊の足」
「優しいセイレン」
「ひとは夜、何をする」
「最も美しい少女ダフネが」
「ブラヴァーデ」
「私の心のうちの小さな盗賊は、何故こんなに静かなのか」
「おお眠り、優しい眠りよ」
「英国のナイチンゲール」
「リンデンの緑の木陰で」
「涙のパヴァーヌ」
「わが友シーリア」
「狂った女王」
「麗しのアマリリ」
「ロバート殿下のマスク」
「モア・パラティーノ」
「道化師」
「狂ったシモン」
「起きろ、狩に出発だ」
「英国の歌」
「スコットランドの小さな歌」(20曲)
[CD2]
「前奏曲」
「ファンタジアとエコー」
「ヴァン・グーセン」
「バタリ」
「彼女は許してくれようか」
「大晦日の朝」
「聖母マリアへの讃歌」
「詩篇第118」
「詩篇第140」
「ローズモント」
「ああ、悲しみ、わが嘆き」
「しばらく黙って」
「すばやい愛の使者」
「美しい羊飼いの娘フィリス」
「戻っておいで」
「たとえ王妃がそれを望んだとしても」
「甘い夏」
「マルスのクーラント」
「カリレーン第2」
「カリレーン第4」
「羊飼いの娘」
「フランスのクーラント」
「ガブリエルは私に語った」
「私から消えた喜び」
「ロバート殿下のマスク」
「グラヴサンドのバレエ」
「愛しのマルティナ」
「ラヴィニョーネ」
「詩篇第134」(29曲)
マリオン・フェアブリュッヘン(リコーダー)
録音:1991年(CD1)、1995年(CD2)
★ファン・エイクの『笛の楽園』は、17世紀ヨーロッパの人気の高い曲を集めた印刷曲集で、ファン・エイクのほぼすべての作品となる、150曲にもおよぶ単独・および変奏曲を含んでいます。第1集が1649年(1644年の「エウテルペ」の再版)、第2集が1646年に刊行されています。アムステルダム出身の名手フェアブリュッヘンが、一切の乱れのないヴィルトゥオジティをもって、珠玉の作品49を抜粋、演奏しています。2つの変奏を合体させたり、ファン・エイクの書いた装飾の他にも美しい装飾を施したりと、創意に満ちた演奏です。使用楽器についても、1980年にコペンハーゲンで発見されたファン・エイクのタイプのリコーダーをモデルに作成されたソプラノ・リコーダーで演奏、『笛の楽園』の楽譜に記された運指表に適合する楽器であるということでも話題となりました。また、ここで用いられているアルト・リコーダーはルネッサンスのリコーダーとしては異例の2オクターヴ半に及ぶ音域をもっています。