バイ・バイ・ベルリン~1920年代の‘ベルリン’へのオマージュ
- アーティスト:マリオン・ランパル
- レーベル:HARMONIAMUNDI
- 品番:HMM-902295
- ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
バイ・バイ・ベルリン~1920年代の‘ベルリン’へのオマージュ
バイ・バイ・ベルリン
1. クルト・ワイル(1900-1950):ユーカリ
2. シュールホフ(1860-1942) :シャンソン(ジャズの5 つのエチュードより)
3. ワイル:「 マック・ザ・ナイフ(マッキー・メッサーのモリタート)」(三文オペラより)
4. ワイル:バルバラ・ソング(三文オペラより)
5. シュールホフ:アンダンテ・モルト・ソステヌート(弦楽四重奏曲第1番より第4楽章)
6. ヒンデミット(1895-1963) :「さまよえるオランダ人」への序曲(1925頃)
7. アルノ・ビリング(ミシャ・スポリャンスキー)(1898-1985) :ラヴェンダー・ソング
8. ヤン・マイエロヴィツ(1913-1998) :主よ私を救ってください
9. ハンス・アイスラー(1898-1962) :’Nein’ 室内カンタータ第6番
10. ワイル:遅く、そしてやさしく(弦楽四重奏曲 ロ短調、第2楽章)
11. ワイル:溺れる少女のバラード(ベルリン・レクイエムより)
12. アイスラー:孤独の歌(Solidaritätslied)
13. アイスラー:私はたくさんの友人に会った
フリードリヒ・ホレンダー:14. ベルリンの廃墟/15. ブラック・マーケット/16. また恋におちて
17. ベルク:ナイチンゲール(7つの初期の歌より)
マリオン・ランパル(ヴォーカル)
マンフレッド四重奏団
ラファエル・アンベール(サックス、バス・クラリネット)
録音:2016年11月
★フランス出身の歌手、マリオン・ランパルが誘う、1920年代のベルリンの音楽。1920年代、ベルリンは世界中で最も注目された都市でした。集団的エネルギーによって、あらゆる表現者(作家、画家、建築家、映画メーカー、そして作曲家)たちは、「新即物主義」を確立しました。ジャズが誕生した場所でもあるニューヨークと同じような道のりをたどった、現代化(モダニズム)の縮図となりました。ベルリンで生きていくことは楽ではありませんでした。スト、貧困、ナチズムの勃興・・・。このような社会では、キャバレーは道徳・社会的な解放を可能にする安全弁のようなものであり、人々はそこで熱狂・発散することができました。マリオン・ランパルとマンフレッド四重奏団は、サックスにラファエル・アンベールを迎え、こうした‘偉大なるベルリン’ のあやうい地下世界へと私たちを招きます。情熱に彩られた、自由と人間性の爆発がここにあります。