アンサンブルの醍醐味を満喫
トリオ・ヴァンダラーによる絶妙な間合いのハイドン!
- アーティスト:トリオ・ヴァンダラー
- レーベル:HARMONIAMUNDI
- 品番:HMM-902321
- ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
アンサンブルの醍醐味を満喫
トリオ・ヴァンダラーによる絶妙な間合いのハイドン!
ハイドン:ピアノ三重奏曲集
・ピアノ三重奏曲 第27番 変イ長調 op.61 Hob.XV-14
・ピアノ三重奏曲 第32番 イ長調 op.70 Hob.XV-18
・ピアノ三重奏曲 第35番 ハ長調 op.71 Hob.XV-21
・ピアノ三重奏曲 第40番 嬰ヘ短調 op.73 Hob.XV-26
・ピアノ三重奏曲 第41番 変ホ短調 op.101 Hob.XV-31
トリオ・ヴァンダラー
〔ジャン=マルク・フィリップス・ヴァイジャベディアン(Vn)、ラファエル・ピドゥ(Vc)、
ヴァンサン・コック(Pf)〕
録音:2017年1月19-22日、テルデックス・スタジオ(ベルリン)
★1987年に結成されたピアノ・トリオの重鎮、トリオ・ヴァンダラーの最新盤の登場。ハイドンは、ピアノ三重奏曲を45曲ほど残しています。当時、ピアノ三重奏曲という編成は、アマチュア音楽家たちの間でたいそう人気があり、ピアノ三重奏曲の楽譜を出版すれば、手がたい売上が見込めた、というのも、ハイドンがこれだけの作品を残した理由のひとつ。ハイドンの三重奏曲では、ピアノが主導的な役割を担い、弦楽器は和声などの構成を担当するのが基本ですが、とはいえそこはさすがハイドン、要所要所でヴァイオリンやチェロにも見せ場を作り、また、楽器間の対話も魅力的に仕上げています。
第27番は1789年10月に単曲で出版、第32番は1794年11月に出版(32-34番の3曲まとめて)、35番は1795年(35-37番の3曲)、40番は1795年(38-40番の3曲) にそれぞれ出版されました。41番は英国から1795年の8月にロンドンを発ちウィーンに戻ってから作曲されています(出
版は1803年)。
トリオ・ヴァンダラーの演奏は、ヴァンサン・コックの真珠が転がるようなきらきらとしたタッチのピアノと、弦楽器の2名の時に熱く、時にクールな対話がピタリとはまり、フレーズの変わり目のふとしたところや休符での絶妙な間合いも抜群。アンサンブルの醍醐味を満喫できると同時に、ハイドンの創意にあらためておどろかされる演奏となっています。
トリオ・ヴァンダラー来日日程
6/15(金) サントリーホール(ブルーローズ)19:00開演
サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン トリオ・ヴァンダラー
<円熟のピアノ三重奏>
6/16(土) 兵庫県立芸術文化センター(小) 14:00開演
6/17(日) サントリーホール(ブルーローズ)14:00開演
チェンバーミュージック・ガーデン フィナーレ<「舞曲」を中心としたプログラム>
6/18(月) 宗次ホール 18:45 開演
6/21(木) 武蔵野市民文化会館(小)19:00開演
6/22(金) 武蔵野市民文化会館(小)19:00開演
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