アンサンブル・レゾナンツによるハイドンの十字架上のキリストの最後の7つの言葉
鮮烈きわまりない演奏!
- アーティスト:アンサンブル・レゾナンツ
- レーベル:HARMONIAMUNDI
- 品番:HMM-902633
- ジャンル:ジャンルクラシック管弦楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
アンサンブル・レゾナンツによるハイドンの十字架上のキリストの最後の7つの言葉
鮮烈きわまりない演奏!
ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉 Hob.XX:1A
・導入部
・ソナタ第1番「父よ、彼らをお赦し下さい」
(ルカ福音書第23章第34節)
・ソナタ第2番「あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」
(ルカ福音書第23章第43節)
・ソナタ第3番「婦人よ、御覧なさい。あなたの子です」
(ヨハネ福音書第19章第26節)
・ソナタ第4番「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」
(マタイ福音書第27章第46節)
・ソナタ第5番「渇く」
(ヨハネ福音書第19章第28節)
・ソナタ第6番「成し遂げられた!」
(ヨハネ福音書第19章第30節)
・ソナタ第7番「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます」
(ルカ福音書第23章第46節)
・終曲「地震」
リッカルド・ミナージ(指揮)
アンサンブル・レゾナンツ
録音:2018年7月、ハンブルク
★アンサンブル・レゾナンツの新譜は、ハイドンのきわめつけの「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」。ケラスとの超刺激的なC.P.E.バッハ(HMM902331/KKC 5913)に続いて18世紀の音楽をプログラムしました。冒頭の序曲から「ニ短調」という調性の不吉さが全開。管楽器群の炸裂ぶりにも驚かされます。当時この作品を初めて聴いた人々の衝撃を追体験するような、壮絶の内容です。 ★ハイドンのこの作品は、スペイン、カディスのサンタ・クエバ教会での聖金曜日の礼拝の際に「キリストの最後の7つの言葉」の一つ一つについて説教をする司教が、会衆を黙想させるための効果的な楽曲を希望したことに由来します。1786年に、サンタ・クエバ教会で初演されたこの版以外に、1787年に弦楽四重奏曲版が、1796年にオラトリオ版が作られています。レクイエムの調性であるニ短調の序章で始まり、昇天の際の地震を描く曲で終わりますが、どの楽曲もその場面を鮮烈極まりなく描いています。