ジェラール弦楽四重奏団
- アーティスト:ジェラール弦楽四重奏団
- レーベル:HARMONIAMUNDI
- 品番:HMN-916108
- ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
ジェラール弦楽四重奏団
HARMONIA NOVA #4
ジェラール弦楽四重奏団
シューマン:弦楽四重奏曲第3番 イ長調 op.41-3
アルバン・ベルク:抒情組曲
クルターク:小オフィチウム(アンドレ・セルヴァンスキーをしのんで)
ジェラール弦楽四重奏団
〔ルイス・カスターン・コチス(Vn)、ユディト・バルドレ・ヴィラロー(Vn)、
ミケル・ホルダ・サウン(Vc)、イェスス・ミラレス・ロゲル(Vc)〕
録音:2017年4月
★カタルーニャの作曲家、ロベルト・ジェラール(1896-1970)の名を冠した弦楽四重奏団、ジェラール弦楽四重奏団。2010年のデビュー以来、様々なコンクールで入賞している実力派で、スペインはじめ、ヨーロッパで高く評価されています。ロベルト・ジェラールはカタルーニャにほど近い町に生まれた作曲家で、20世紀初頭、シェーンベルクの下で学んだこともありました。ジェラールがいたからこそ、ヴェーベルンやシェーンベルクはバルセロナをたびたび訪れ、その街の文化に驚嘆していました(まだファシズムが台頭する少し前でした)。本CDで興味深いのが、クルタークの作品。これはクルタークが尊敬していた二人の作曲家、アンドレ・セルヴァンスキーとアントン・ヴェーベルンを追悼して書かれたもの。セルヴァンスキーは、当時のハンガリーの若手作曲家に大きな影響を与えました。ジェラールイ弦楽四重奏団のメンバーは、クルタークと接したことはないものの、クルタークに近い人物たちから様々なアドヴァイスを受け、満を持してレコーディングに臨んでいます。ほか、シューマンやベルク作品でも熱く緻密なアンサンブルで聴かせます。