フランスの注目チェリスト、ブリュノ・フィリップ
- アーティスト:ブリュノ・フィリップ
- レーベル:HARMONIAMUNDI
- 品番:HMN-916109
- ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
フランスの注目チェリスト、ブリュノ・フィリップ
HARMONIA NOVA#5
ブリュノ・フィリップ(チェロ)
ベートーヴェン/C.チェルニー(1791-1857)編:
ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 op.49「クロイツェル」
シューベルト:
夜と夢 D827、死と乙女 D545、アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821、セレナーデD889
ブリュノ・フィリップ(チェロ/Tononi)
タンギ・ド・ヴィリアンクール(ピアノ/スタインウェイ)
録音:2017年4月
★ブリュノ・フィリップは1993年ペルピニャン生まれのチェロ奏者。2011年11月、アンドレ・ナヴァラ国際コンクールで第3位とベスト・リサイタル賞を受賞、そして2014年には難関ミュンヘン国際音楽コンクールで第3位と聴衆賞を受賞、世界のオーケストラと共演、また、クレーメルやタベア・ツィンマーマンらと共演するなど、その実力が注目されている存在です。ブラームス&シューマンの作品集(EVCD 0012)でもすでに共演したドミニク・ド・ヴィリアンクールと組んでの登場です。
ベートーヴェンのクロイツェル・ソナタを、ピアノ練習曲でもおなじみのカール・チェルニーがチェロとピアノ版に編曲したものが収録されています。ベートーヴェンは、自身の作品(交響曲など)をピアノソロ用に編曲するようツェルニーに依頼していました。この編曲もベートーヴェンによるものかどうかは定かでありませんが、まずツェルニーはピアノ独奏用に編曲(1837年出版)、1822年頃に、このチェロとピアノ版を完成、チェロ・パートはベートーヴェンのチェロ・ソナタ第4,5番を初演したヨーゼフ・リンケを想定していたと考えられます。この版は1856年に出版されましたが長らく埋もれており、1990年になってドミトリー・マルケヴィッチによって再発見されました。ヴァイオリンの原曲とはまた違うスケール感で、ブリュノ・フィリップの豊かな音色とヴィリアンクールのヴィルトゥオジティに驚嘆。シューベルトの名曲アルペジオーネ・ソナタも若手とは思えぬ豊かな表情と、深く息のあったアンサンブルで聴かせます。
歌曲トランスクリプションも、歌詞の世界が浮かんでくるような情感豊かな演奏です。
ブリュノ・フィリップ、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団、ジュリアン・マスモンデ
50-1813
ブリュノ・フィリップ
HMM-902340
ブリュノ・フィリップ
HMN-916109
ブリュノ・フィリップ、タンギ・ド・ヴィリアンクール
EVCD-0012