マイ・フェイヴァリット・ダウランド

リュートの神様、ポール・オデット 珠玉のダウラウンド・アルバム

  • アーティスト:ポール・オデット
  • レーベル:HARMONIAMUNDI
  • 品番:HMU-907515
  • ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:75:23

TRACK LIST

マイ・フェイヴァリット・ダウランド

1. レディ・ハドソンのパフ[P 54]
2. 靴屋の女房[P 58]
3. ミア・バルバラ[P 95]
4. サー・ジョン・スミスのアルマンド[P 47]
5. ファンシー[P 6]
6. サー・ジョン・ラングトンのパヴァーヌ[P 14]
7. デンマーク王のガイヤルド[P 40]
8. カエルのガイヤルド[P23a]
9. ラクリメ[P 15]
10. ラクリメのためのガイヤルド[P 46]
11. ファンタジー[P 1a]
12. 別れ[P 3]
13. Forlorne Hope Fancye[P 2]
14. エセックスの伯爵、ロバート閣下のガイヤルド [P 42a]
15. コイ・ジョイ [P 80]
16. ミセス・ヴォーのジグ[P 57]
17. ミセス・ウィンターのジャンプ[P 55]
18. クリフトン卿夫人閣下のスピリット[P45]
19. ウォルシンガム [P 67]
20. ファンシー [P 5]
21. パヴァーヌ [P 18]
22. The most sacred Queene Elizabeth, her Gaillard [P 41]
23. Semper Dowland semper dolens [P 9]

ポール・オデット
(リュート/8コース、マルコルム・プリオール(2008年)、Sixtus Rauwolf モデル(1590頃))
録音:2012年1月

★リュート界の巨匠、ポール・オデット。オデットは、ダウランドについて、40年以上前、初めてリュートを手にして、初めて作品を奏でた時からたちまち魅了された作曲家だ、と語ります。ちなみに、オデットは学生の頃ロックバンドでギターを弾いており、友人の勧めでクラシック・ギターも始め、そのレッスンでルネッサンス音楽(ギターに編曲されたもの)と出会い、リュートを手にとるようになったといいます。オデットは、ダウランドについて、「楽器に非常に適したスタイルで書かれており、しかも、奏者は、ただ作品を弾いているのではなく、偉大な芸術の中に取り込まれているような感覚になり、また、何百回と作品に触れてもなお汲めども尽きぬ深さと魅力に満ちている」、と語っています。リュートを手にした時からオデットがずっと敬愛しつづけている作曲家、ダウランドの魅力を、心行くまでゆったりと味わうことのできる1枚です。 ★ダウランドの楽譜は、自筆譜はほとんど残っておらず、写譜に頼らざるを得ませんが、それもどれが信頼できるものなのか、また、ダウランドはよく自作に手を入れており、どの段階が決定稿なのかわからない、などという問題がありますが、オデットは、ほぼすべてダウランドの息子ロバートが1610年に出版した「Varietie of Lute Lessons」の楽譜に依拠しています。
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