モーツァルト:鍵盤楽器のための作品集Vol. 7

ベザイデンホウトのモーツァルト、
第7集の登場

  • アーティスト:クリスティアン・ベザイデンホウト
  • レーベル:HARMONIAMUNDI
  • 品番:HMU-907531
  • ジャンル:ジャンルクラシック器楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

モーツァルト:鍵盤楽器のための作品集Vol. 7

・ドゥゼートの『ジュリ』の「リゾンは眠った」による9つの変奏曲 ハ長調K.264
・ピアノ・ソナタ イ短調K.310
・サリエーリの歌劇『ヴェネツィアの定期市』のアリア「わがいとしのアドーネ」による6つの変奏曲 ト長調K.180
・ピアノ・ソナタ ニ長調K.284

クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ/ポール・マクナルティ製(2009年、ディヴィゾフ(チェコ))、アントン・ヴァルター&ゾーン、ヴィーン、1805年製のコピー/アレクサンダー・スキーピング・コレクション)
録音:2012年11月(K.310)/ 2013年5月(K.264, 180, 284)

★ベザイデンホウトのモーツァルト・シリーズ、第7集の登場です。有名なイ短調では、厳しい表情ながらも、フレーズの終わりや、ふとしたハーモニーの変化などで垣間見られる表情の柔らかさに、ベザイデンホウトのセンスを感じます。ニ長調のソナタではフォルテピアノながらオーケストラのような効果を感じさせる豊かな音色の第1楽章から、ワクワクさせられます。 ★当盤には、ソナタ2曲のほか、変奏曲2作も収録。サリエーリのオペラの主題による変奏曲の原作オペラは、1772年にヴィーンとマンハイムで上演されましたが、時期的に見てモーツァルトが実際の舞台を見た可能性は全くないとされています。また、変奏主題は、声楽パートではなくヴァイオリン・パートからとられているとのこと。シンコペーションでずれる両手のリズムや付点つきトリル、また、アルペジオの指示はあっても、その和音の崩し方までは指示されておらず、最終的なやり方は奏者に任される部分も多い書かれ方の作品。ドゥゼートのオペラは、1772年にパリで上演され、モーツァルトもこの舞台を実際に見たとされています。グリッサンドや3度重音の急速な下降など名人的技巧が駆使されており、非常に華やかな作品です。どちらもベザイデンホウトのセンスが冴えわたります。
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