ヘンデルが若きメタスタージオの台本を抜擢した「シローエ」
- アーティスト:アンドレアス・シュペリング(指揮)
- レーベル:HARMONIAMUNDI
- 品番:HMY-2921826
- ジャンル:ジャンルクラシック歌劇
- 価格:オープン価格
- 形態:2CD
- 録音情報など:解説:仏英独、
※歌詞テキストはついていません
ヘンデルが若きメタスタージオの台本を抜擢した「シローエ」
ヘンデル:歌劇「ペルシャの王シローエ」
アン・ハレンベリ(シローエ(A))、グンター・シュミット(メダルセ(C-T))、
ゼバスティアン・ノアック(コズローエ(Br))、ヨハンナ・ストイコビチ(エミーラ(S))、
イム・スンヘ(ラオディーチェ(S))
アンドレアス・シュペリング(指揮)カペラ・コロニエンシス
録音:2003年5月、ケルン
★ヘンデルのシローエ(ペルシャの王シローエ)はロンドンで1728年2月17日に初演されました。1727年にはジョージ2世が戴冠をむかえており、同時期に作曲された「イングランド王リチャード1世」(1727年作曲、初演)、「エジプト王トロメーオ」(1728年作曲、初演)と共に王室を主題とした三部作のようになっています。注目なのは、リブレッティスト。ヘンデルは、若きピエトロ・アントニオ・トラパッシの台本を採用していますが、この人は後にメタスタージオと名乗る18世紀オペラを語る上で欠かせないリブレット作者となります。あらすじは、ペルシャの王コズローエとその息子メダルセとシローエをめぐる物語。最初コズローエは次男であるメダルセに王位を譲ろうとしていましたが、様々な策略が暴かれてゆき、最終的にはシローエが王位を継承する、といった内容です。