ヴェルディ:「リゴレット」

名バリトン、ブルスカンティーニ唯一のリゴレット!
1963年のSTEREO録音が完全初出!

  • アーティスト:セスト・ブルスカンティーニ
  • レーベル:BONGIOVANNI
  • 品番:HOC-083
  • ジャンル:ジャンルクラシック歌劇
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2CD
  • 収録時間:117:00

TRACK LIST

ヴェルディ:「リゴレット」

セスト・ブルスカンティーニ(Br リゴレット) エミーリア・ラヴァーリャ(S ジルダ)
アルド・ボッティオン(T マントヴァ公)
マッシミリアーノ・マラスピーナ(Bs スパラフチーレ)
エレナ・ツィリオ(Ms マッダレーナ) アンジェロ・ノゾッティ(Bs モンテローネ)
カルロ・フランチ(指揮)RAIローマ管弦楽団,合唱団
録音:1963年11月、ローマ

+ボーナス
ベッリーニ:「夢遊病の女」―お前が分かるぞ、ああ、心地よい地よ
録音:1957年
ヴェルディ:「群盗」―カルロ!わしは死んでしまう,見知らぬ男が3 ヶ月ほど前にやって来て,
      愛情に溢れる父親からの口づけのように
セスト・ブルスカンティーニ(Br マッシミリアーノ) アドリアーナ・グエリーニ(S アマーリア)
ラルフ・ランベルト(T カルロ)
アルフレード・シモネット(指揮)RAIミラノ管弦楽団
録音:1951年

★これまでまったく流通した形跡のない音源がCDになりました。1963年にRAIローマが収録したヴェルディの「リゴレット」(11月5日放送。収録は10月16日とされています)。これが素晴らしい名演で、しかもステレオ録音! 1950年代から1980年代まで幅広く活躍したバリトン、セスト・ブルスカンティーニ(1919―2003)は、モーツァルトやロッシーニ、ドニゼッティなどで高い評価を得た演技達者なバリトンでした。あまりドラマティックなバリトン役は歌わなかったブルスカンティーニでしたが、リゴレットは得意としていて歌っていました。しかしこれまでまったく録音がありませんでしたので、このCDは貴重。ブルスカンティーニのリゴレットは、ヴェルディ・バリトンの押しの強いリゴレットとは異なり、父として道化としての感情を抜群の演技力で歌い上げるもので、聞くものの心に迫るたいへん優れたリゴレットです。マントヴァ公のアルド・ボッティオン(1933―2009)は、1960年代から晩年まで長く活動したヴェネツィア生まれのテノール。イタリア伝統のスタイリッシュな歌い口で人気を博しました。この録音は新進テノールとして活動の場を広げている頃のもの。エミーリア・ラヴァーリャは軽量級ソプラノで、コロラトゥーラを軽々と歌っています。彼女自身まだ若かったのでしょう、瑞々しい声の初々しいジルダです。 驚いたことに正真正銘のステレオ録音。RAIでは1950年代末から1960年代にかけてのステレオ録音がいくつも確認されており、これもその一つだったようです。やや歪っぽいものの、この年代のイタリアでの録音としては上々の音質です。観客入りの放送用録音で、拍手は基本的に幕の終わりだけで途中には入りません。 ボーナスにベッリーニの「夢遊病の女」のアリアと、ヴェルディの「群盗」から3場面を収録。「群盗」は、RAIがヴェルディの没後50周年を記念して行った一連のヴェルディ録音の一つで、「群盗」の最初期の録音ですが、これまでCDにはなっていなかったもの。
8007068083008

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