クラウス、スコット、プロッティ!!!
なんて豪華な「セビリアの理髪師」
歴史的ライヴ録音が20年ぶりに復活!
- アーティスト:アルフレード・クラウス(T アルマヴィーヴァ伯爵)
- レーベル:BONGIOVANNI
- 品番:HOC-087
- ジャンル:ジャンルクラシック歌劇
- 価格:オープン価格
- 形態:2CD
- 録音情報など:A D D
- 収録時間:142分16秒
クラウス、スコット、プロッティ!!!
なんて豪華な「セビリアの理髪師」
歴史的ライヴ録音が20年ぶりに復活!
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」
アルフレード・クラウス(Tアルマヴィーヴァ伯爵)
レナータ・スコット(Sロジーナ)
アルド・プロッティ(Brフィガロ)
アルロ・バディオーリ(Brドン・バルトロ)
エンリーコ・カンピ(Bsドン・バジーリオ)
アンナ・ディ・スタジオ(Msベルタ)
マリアーノ・カルーゾ(Tフィオレッロ)
ヴィンチェンツォ・ベレッツァ(指揮)サン・カルロ劇場管弦楽団、合唱団
録音:1958年7月、ナポリ
★アルフレード・クラウス、レナータ・スコット、アルド・プロッティが共演したロッシーニ「セビリアの理髪師」のライヴ録音です。20年ほど前にThe Golden Age of OperaというBONGIOVANNIが取り扱いをしたイタリアのレーベルから発売されたことがあるだけの貴重な音源が、久々に復活しました。ナポリでもサン・カルロ劇場ではなく、アレーナ・フレグレアという野外劇場での上演。当時プロッティは38歳になったところ(それでも若い)で既に広く活躍していましたが、クラウスは30歳、スコットは24歳とまだデビューして間もない本当に若い頃。しかも3人ともそれぞれの役を正規録音で残しておらず、スコットにいたってはこれが唯一のロジーナの記録。スコットは前年エジンバラでベッリーニ「夢遊病の女」をカラスに代わって歌い大成功を収めたばかり。「少し前に聞こえた声は」は若々しく溌剌として大変素敵です。彼らの若々しい美声を聞いているだけで満足できます。
1958年の野外公演のライヴ録音なのでオーケストラはボケボケですが、声はマイクに近くわりと良く録れています。ただし始終プロンプターの声が強めに被っているのはご容赦ください(おそらくマイクがプロンプターボックスの辺りにあったのでしょう)。また何度か飛行機のプロペラ音が轟くのも野外公演ならでは。ナポリの夏の宵を思い浮かべながら聞きましょう。