ザハール・ブロンの師・ロシア楽派の大御所
ゴールドシュタインの至芸
- アーティスト:ボリス・ゴールドシュタイン
- レーベル:IDIS
- 品番:IDIS-6722
- ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 録音情報など:MONO
- 収録時間:61:13
ザハール・ブロンの師・ロシア楽派の大御所
ゴールドシュタインの至芸
ボリス・ゴールドシュタインの芸術Ⅲ
①ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.14
②グリエール:ヴァイオリン協奏曲ト短調Op.100
③コニュス:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
ボリス・ゴールドシュタイン(ヴァイオリン)
キリル・コンドラシン①、ウラジーミル・エシポフ②、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー③(指揮)モスクワ・フィル
録音:1959 年②、1962年①③(スタジオ)
★ボリス・ゴールドシュタイン(1922-1987)は旧ソ連出身のヴァイオリニスト。ザハール・ブロンの師であるため、レーピン、樫本大進、庄司紗矢香の師筋にあたるロシア楽派の大御所。ソ連時代はオイストラフ、コーガンと三羽烏で、かのハイフェッツが尊敬していたということからも実力がうかがえます。1974年にドイツへ亡命したため最盛期の録音がお蔵となっていましたが、今回待望の復刻。いずれも美しいメロディに満ちた作品ですが、秘曲中の秘曲がグリエール遺作の協奏曲。未完だったため、弟子のリャトシンスキーがオーケストレーションを施しました。60年前の作とは思えぬほど完全にロマンティックで、メロディ・メーカーだったグリエール最高の旋律美を味わえています。
★指揮者陣も豪華。ヴィエニャフスキをコンドラシン、コニュスをロジェストヴェンスキーによる充実したバックも聴きものです。