スウェーデンを代表するサックス奏者2人によるクインテット!!
ロバート・ノードマークとカール・マーティン・アームクヴィストが
魅力たっぷりに吹きまくるNY系コンテンポラリー・ジャズ!!
- アーティスト:Bjærv Encounters
- レーベル:IMOGENA RECORDS
- 品番:IGCD-209
- ジャンル:ジャンルジャズ
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
スウェーデンを代表するサックス奏者2人によるクインテット!!
ロバート・ノードマークとカール・マーティン・アームクヴィストが
魅力たっぷりに吹きまくるNY系コンテンポラリー・ジャズ!!
Bjærv Encounters
(Robert Nordmark,Karl-Martin Almqvist,Peter Nylander,Martin Höper,Peter Danemo) / Flight
1.Floating (Nordmark)
2.Manchester (Danemo)
3.Homeland (Nordmark)
4.New Page (Almqvist)
5.Flight (Almqvist)
6.Bad Grades (Nordmark)
7.Dual Motion (Danemo)
8.Basement (Nordmark),br />
9.Encounter (Almqvist)
メンバー:Bjærv Encounters:Robert Nordmark(sax),Karl-Martin Almqvist(sax),
Peter Nylander(g),Martin Höper(b),Peter Danemo(ds)
◆“The Bjaerv Encounters”はスウェーデンを拠点に活動するバンドで、このバンド名義ではImogenaから2枚目のリリース。エレクトリックなギタートリオに強力なサックス2本が乗った、NY系コンテンポラリー・サウンドのクインテットだ。曲は全てメンバーのオリジナル。
◆注目すべきは、やはりサックス!!2人ともスウェーデンの実力者だ。ロバート・ノードマークはImogenaからも何枚もリリースしており、最近ではデイヴ・リーブマンと共演したライブ盤、『Robert Nordmark/Free Colors』が記憶に新しい。もう一人のカール・マーティン・アームクヴィストは、ヤン・ラングレンとの共演アルバムで聴ける硬派なプレイ、最近ではImogenaからSAWSというバンド名義で、その名も、『SAWS』というアルバムを出しているが、こちらのプレイも素晴らしい。また、日本の人気ピアニスト、西山瞳とも共演しており、『西山瞳・イン・ストックホルム~ライブ・アット・グレン・ミラー・カフェ~』としてリリースされている。
◆ベースとドラムのファンキーなリズムとジョンスコのように歪ませたギター・リフで始まり、なるほど、こういった方向性だなとわかる。テナー2本のテーマが加わると、ファンキーとは少し離れた、コンテンポラリーな雰囲気に変わる。2曲目、ギターが空間系の広がるエフェクトをかけ、不穏なハーモニーで、一気にダークに。ここではノードマークはソプラノに持ち替え。3曲目は現代的ハーモニーとキメが多く、疾走感のあるNY的な曲。2人の各テナープレイは聴き応えあり!アームクヴィストのまくし立てるような豪快なソロに続き、ノードマークのバランス感覚に優れた繊細なソロの対比も面白い。4曲目のバラードでの、テナー2本の交じり合う様子は何とも美しい。7、8、9曲目でアームクヴィストはストレート・アルト・サックスを使用。ソプラノっぽい音色で音域がアルトなのは不思議だ。8、9曲目ではソロも吹いている。
◆スウェーデンを代表するサックス奏者2人による、ハイレベルなコンテンポラリー・ジャズ・クインテット!!