デュリュフレ:レクイエム

ついに現れた!デュリュフレの「レクイエム」古楽器による演奏!!

  • アーティスト:スティーヴン・クレオベリー
  • レーベル:THE CHOIR OF KING'S COLLEGE
  • 品番:KGS-0016
  • ジャンル:ジャンルクラシック声楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid

TRACK LIST

デュリュフレ:
1. レクイエムOp.9
2. グレゴリオ聖歌による4つのモテットOp.10
3. ミサ曲「クム・ユビロ」Op.11

パトリシア・バードン(メゾソプラノ)、アシュリー・リッチーズ(バリトン)
スティーヴン・クレオベリー(指揮)ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団、エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団
[2015年1月(セッション録音)]

★SACDハイブリッド盤。誰かがやってくれないかと待ち望んでいたデュリュフレの「レクイエム」の古楽器による演奏がついに登場します。それもエイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団という予想以上の一級団体によるものなので、ファンは冷静でいることが困難なリリースと申せましょう。
★もともとデュリュフレの「レクイエム」は1947年の作。時代的には現代ながらグレゴリオ聖歌を多用した美しい世界は、フォーレの名作以上の清純さで非常に人気があります。オリジナルはチェレスタやタムタムを含む大きな編成でしたが、デュリュフレは1961年に小管弦楽用に編み直し、ここではその版で演奏されています。わずか55年前の作品ながら、これほど古楽器演奏がしっくりくる曲も珍しく、ようやく決定盤を手にした満足感を得ることができます。
★もちろん主役は声楽。500年以上の歴史を持つケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団の清澄な響きがSACDの高音質録音で充実感満点。少年合唱による高音域と成人による中低音域による中世の修道院のような男声のみの世界に、メゾソプラノのパトリシア・バードンが聖母のように加わり、心洗われるような清涼感を味わうことができます。
★もうひとつの注目はキングズ・カレッジのオルガン。長期間の修復に入る前最後の演奏となりました。この楽器は20世紀初頭に修繕されましたが、いくつかのパートは1600年代初頭のものがまだ使われている貴重なもの。400年前の響きが55年前の作品をいとも自然に彩っています。

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