J.S.バッハ:カンタータ全曲シリーズ Vol.55
「ライプツィヒ時代1730~40年代のカンタータ④」

ついに完結!BCJのカンタータ全曲シリーズ第55集
唯一のラテン語カンタータ第191番を含む
ライプツィヒ時代1730~40年代のカンタータ第4弾

  • アーティスト:鈴木雅明、バッハ・コレギウム・ジャパン
  • レーベル:BIS
  • 品番:KKC-5352
  • 原盤品番:BIS SA 2031
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
  • 価格:¥2,857+税
  • 形態:SACD Hybrid
  • 収録時間:68:40:00
  • 付属品:輸入盤・日本語解説&対訳付

TRACK LIST

J.S.バッハ:カンタータ全曲シリーズ Vol.55
「ライプツィヒ時代1730~40 年代のカンタータ④」
第69番 「わが魂よ、主を讃え」 BWV 69
第30番 「喜べ、贖われし者たちの群れよ」 BWV 30
第191番 「いと高きところには神に栄光あれ」 BWV 191
ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ)、ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、
ゲルト・テュルク(テノール)、ペーター・コーイ(バス)
鈴木雅明(指揮)
バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱・管弦楽)
収録:2013年2月18-21日/神戸松蔭女子学院大学チャペル

★バッハ・コレギウム・ジャパンによるバッハのカンタータ全曲集、第55集(SACD ハイブリット盤)。1995年より始まった教会カンタータの全曲演奏と並行して進めてきたレコーディングも、これにて堂々の完結となります!たくさんの思いがつまった第55集は、シリーズ4枚目となるライプツィヒ時代1730~40年代に焦点をあてたプログラムになっております。
★第69番「わが魂よ、主を讃え」BWV 69は、初演は1748年8月とされ1723年に作曲された同名BWV 69a の改作で、市参事会員交代式用に書きなおされた作品です。ティンパニ付きの華麗な7声に編曲された箇所は、祝賀の気分を増し非常に喜ばしい賛美を表現しています。第30番「喜べ、贖われし者たちの群れよ」BWV 30 は1737年秋に書かれた世俗カンタータ「楽しきヴィーダーアウよ」BWV 30aのパロディで、用途は洗礼者ヨハネの祝日用で、テキストはピカンダーによるものと思われます。全曲録音最後に収録されたのは、唯一のラテン語作品である第191番「いと高きところには神に栄光あれ」BWV 191です。「グローリア」の冒頭に、小栄唱の三位一体賛美を続けるという構成も非常に珍しく、合唱-二重唱(ソプラノとテノール)-合唱の全3曲から構成されるこの曲はそれぞれにドラマがあり、特に第3曲は輝かしいホモフォニー部分の間に著しいフーガが2度に渡って展開され、緊張感とともに高らかな終止はカンタータ集の締めくくりに相応しい威厳に満ちています。

◆レコード芸術 2014年5月号 特選盤

4.90935E+12

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