チャイコフスキー: ピアノ協奏曲第2番ト長調 Op.44

  • アーティスト:ボリス・ベレゾフスキー
  • レーベル:MIRARE
  • 品番:KKC-5381
  • 原盤品番:MIR-200
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
  • 価格:¥2,857+税
  • 形態:CD
  • 付属品:輸入盤・日本語解説付

TRACK LIST

チャイコフスキー:
1. ピアノ協奏曲第2番ト長調 Op.44(オリジナル版)
2. 主題と変奏曲 Op.19-6
3. 悲しき歌 Op.40-2
4. マズルカ Op.40-5
5. 無言歌 Op.40-6
6. 村にて Op.40-7
7. ワルツ Op.40-8
8. 感傷的なワルツ Op.51(クバツキー編、チェロとピアノ版)
9. アンダンテ・カンタービレ Op.11(ゲリンガス編、チェロとピアノ版)

ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
アンリ・ドマルケット(チェロ:8,9) シンフォニア・ヴァルソヴィア(1)
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指揮:1)
録音:2012年9月(1) 2013年4月(2-9)ワルシャワ(1) パリ、サル・ガヴォー(2-9)
(ライヴ:1 セッション:2-9)

★ピアノ協奏曲中もっとも有名なもののひとつ第1番に比べて、人気・知名度ともに低いチャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番。近年、ロシア系ピアニストたちがコンサートで採り上げる機会も増えています。 ピアノ協奏曲第2番は第1番の5年後、1879から80年に作曲されました。交響曲第4番や歌劇『エフゲニ・オネーギン』、ヴァイオリン協奏曲の直後という充実期の産物で、演奏時間40分を超える大作。チャイコフスキーならではのボルテージの高さと恰幅の良さは魅力なものの、第1番のようなインパクトに欠け、長すぎることもあり、チャイコフスキーの弟子でラフマニノフの従兄だったアレクサンドル・ジロティによる短縮版で演奏されるのが常となっていました。しかしチャイコフスキー自身はこの編曲に立腹したとされます。 当ディスクは2012年9月にワルシャワで行われたコンサートのライヴで、チャイコフスキー本人のオリジナル版によります。ただし第1 楽章のオーケストラのトゥッティと第2楽章の途中に、チャイコフスキー自身も認めたカットがあります。非常に難技巧の要求される作品ですが、ベレゾフスキーは余裕でこなし、スピード感が爽快。指揮はボリショイ劇場の音楽監督だったアレクサンドル・ヴェデルニコフ。チャイコフスキーの音楽を知り尽した説得力に満ちています。この曲の第2楽章はヴァイオリンとチェロの独奏が長々と表れるのも特徴ですが、ここではチェリスト、アンリ・ドマルケットが参加して美しい演奏を聴かせてくれます。
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