デュカス:交響詩『魔法使いの弟子』(1897)

奇才ロトとレ・シエクルが、『魔法使いの弟子』を初の時代楽器演奏!

  • アーティスト:フランソワ=グザヴィエ・ロト,レ・シエクル
  • レーベル:ACTES SUD
  • 品番:KKC-5391
  • 原盤品番:ASM-12
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル:ジャンルクラシック管弦楽
  • 価格:¥2,857+税
  • 形態:CD
  • 付属品:日本語帯・解説付

TRACK LIST

デュカス:
1. 交響詩『魔法使いの弟子』 (1897)
2. カンタータ『ヴェレダ』 (1888)
3. 『ポリュークト』序曲 (1891)

フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮) レ・シエクル
シャンタル・サントン(ソプラノ:2) ジュリアン・ドラン(テノール:2)
ジャン=マニュエル・カンドノ(バリトン:2)
録音:2011年4月12日ヴェネツィア、スクオーラ・グランデ(1,2)
   2012年5月31日ラベイ・ド・レポー(3)

★時代楽器による近代名曲を次々リリース、今最も注目される奇才指揮者のひとりフランソワ=グザヴィエ・ロトによる『魔法使いの弟子』。時代楽器によるこの名作の録音は初めて。ロトの演奏は相変わらず才気煥発。歴史的な意義を別としても、これほど面白く生気に満ちた『魔法使いの弟子』演奏は稀。
★ポール・デュカスはドビュッシーやラヴェルの同世代の友人ですが、自己に厳しく、意に満たない作品をすべて破棄してしまったため、今日13作品しか残っていないと言われています。そのなかで『魔法使いの弟子』は描写的な内容と精妙なオーケストレーションにより、フランスの管弦楽曲を代表する人気作となっています。
★アルバムに収録された3篇は、いずれも19世紀末の作品ですが、オーケストラの楽器も当時のもので揃えられています。ブックレットには弦楽器以外すべての使用楽器が明記されているのもマニア垂涎の資料となっています。特に『魔法使いの弟子』で重要な役割を演じるバソン(1900年ビュッフェ・クランポン製)とグロッケンシュピール(ミュステル製)は、一般的な録音と異なった印象を受けますが、これこそまさにデュカスの思い描いた音。目から鱗が落ちる衝撃度です。さらに、録音の多くない『ポリュークト』序曲とカンタータ『ヴェレダ』も収録されていることも注目です。

◆レコード芸術 2014年9月号 特選盤
4.90935E+12

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