ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23、ピアノ協奏曲第2番ト長調 Op.44(原典版)

鋼鉄のピアニズム、マツーエフ。
チャイコフスキーの協奏曲をゲルギエフと録音!

  • アーティスト:デニス・マツーエフ、ワレリー・ゲルギエフ
  • レーベル:MARIINSKY
  • 品番:KKC-5397
  • 原盤品番:MAR-0548
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
  • 価格:¥2,857+税
  • 形態:SACD Hybrid
  • 付属品:輸入盤・日本語解説付

TRACK LIST

チャイコフスキー:
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23、ピアノ協奏曲第2番ト長調 Op.44(原典版)

デニス・マツーエフ(ピアノ)
ワレリー・ゲルギエフ(指揮) マリインスキー歌劇場管弦楽団
録音:2013年4月14,15日(1)、3月5,6日(2)、サンクト・ペテルブルク、
マリインスキー・コンサート・ホール(ライヴ)

★今、チャイコフスキーのピアノ協奏曲を最もエキサイティングに演奏するピアニストは、間違いなくマツーエフでしょう。マツーエフはゲルギエフのお気に入りで、これまでもラフマニノフやショスタコーヴィチの協奏曲で決定盤を制作してきましたが、待望のチャイコフスキーは1番のみならず2番も収録というのが嬉しい限り。最近ロシア系ピアニストの録音が増えてきている2番は原典版のうえ、カットされることの多い第1楽章中間部のオーケストラのみの長い総奏も完全に再現。マツーエフは鋼鉄のタッチと正確無比な技巧が、若き日のギレリスを彷彿させます。目の眩むような超絶技巧に加え、甘さや感傷性のみじんもない骨太で力強い音楽性が魅力。ゲルギエフの指揮ともども久々に男っぽいチャイコフスキー演奏の出現となりました。ゲルギエフの指揮は重心の低い堂々たるものながら、絶妙なバランス感覚で、強音の総奏部分でも独奏部が明瞭に聴こえ、それが全く自然なのが天才的。2番の第2楽章で延々と歌われるヴァイオリン・ソロの切ない美しさも絶品。ロシア色たっぷりの演奏で、この部分だけでも宝物にしたくなってしまうディスクです。ゲルギエフとマリインスキー歌劇場管弦楽団は2014年10月来日予定。

◆レコード芸術 2014年10月号 特選盤
4.90935E+12

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