- アーティスト:ジェラール・ドパルデュー、リッカルド・ムーティ
- レーベル:CSO RESOUND
- 品番:KKC-5497/98
- 原盤品番:CSOR-9011501
- 国内盤:(国内仕様)
- ジャンル:ジャンルクラシック交響曲
- 価格:¥4,000+税
- 形態:2CD
- 付属品:輸入盤・日本語帯・解説・歌詞訳付
ベルリオーズ:幻想交響曲、レリオ(または『生への回帰』)
ジェラール・ドパルデュー、リッカルド・ムーティ
KKC-5497/98
ベルリオーズ:幻想交響曲op.14
ベルリオーズ:レリオ(または『生への回帰』)op.14b
ジェラール・ドパルデュー(語り)
マリオ・ゼッフィリ(テノール) カイル・ケテルセン(バス=バリトン)
シカゴ・シンフォニー・コーラス デュアイン・ウルフ(合唱指揮)
シカゴ交響楽団 リッカルド・ムーティ(指揮)
録音:2010年9月23、24、25&28日シカゴ・オーケストラ・ホール
★このアルバムは、リッカルド・ムーティが2010年9月のシカゴ響音楽監督就任記念コンサートのライヴ録音。ベルリオーズの『幻想交響曲』は、『ある芸術家の生活のエピソード』という標題のもとに書かれた二部作の第一部にあたり、『レリオ』はそれに続く完結篇として1831年に完成しています。1832年の『レリオ』初演時と同じく『第一部、第二部として通しで演奏するように』というオリジナル・コンセプト通りに演奏されました。
大女優ハリエット・スミスソンへの熱狂的な恋愛感情と失恋の痛手が作曲の動機付けとなった『幻想交響曲』と同様に、ベルリオーズ自身の個人的体験が『レリオ』の成立に直接的な影響を及ぼしています。『レリオ』は全曲を通じて中心となる『語り』の役割がきわめて重要なため、歌手ではなく、すぐれた第一級の演劇俳優が演じるよう指定されています。ここでは、『レリオ』の要となる語り手にふさわしく、本作品のムーティによる実演にほぼ参加しているフランスの名優ジェラール・ドパルデュー。ムーティとの呼吸もさすがで、フランス語の味わい深いディクションからは、あらためて作曲者の意図を知る思いがします。
2016年1月には同コンビで来日予定。