ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番、2番

  • アーティスト:フランク・ペーター・ツィンマーマン
  • レーベル:BIS
  • 品番:KKC-5713
  • 原盤品番:BIS SA-2247
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
  • 価格:¥3,000 + 税
  • 形態:SACD Hybrid
  • 付属品:輸入盤・日本語帯・解説付

TRACK LIST

ショスタコーヴィチ(1906-1975):
ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 作品77
ヴァイオリン協奏曲第2番 嬰ハ短調 作品129


フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)、
1711年製ストラディヴァリウス「レディ・インチクイン」(第1番)、
1713年製ストラディヴァリウス「エクス・ローデヴァルト」(第2番)
NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団 アラン・ギルバート(指揮)
録音:2012年12月6&9日(第1番)、2015年10月29&30日(第2番)
ライスハレ、ハンブルク(ライヴ)


ヴァイオリン協奏曲第1番のソロ部分は、通常演奏されるオイストラフ版ではなく、初稿の際に作曲者によって記載された、速度標示及びボーイング指示を基にF.P.ツィンマーマンが演奏している。

★フランク・ペーター・ツィンマーマンが自身はじめてとなるショスタコーヴィチの2つ協奏曲を録音しました。バロックから現代まで幅広いレパートリーを誇り、いずれの演奏も広く受け入れられている世界最高峰のヴァイオリニスト、ツィンマーマン。当録音は2012年12月に第1番、そして2015年10月に第2番をともにアラン・ギルバート指揮、NDR エルプフィルハーモニー管弦楽団(旧・北ドイツ放送交響楽団)と共演したライヴを収録したものです。
ダヴィド・オイストラフに献呈された2つのヴァイオリン協奏曲。第1番は1947年から1948年にかけて作曲されましたが、12音技法を使うなどの前衛的な書法により、1948年2月に共産党による作曲家批判を受け、発表を控えました。その後、ジダーノフ批判が一段落したと考えられた1955年に日の目を見ることとなりました。全4楽章の当作品は沈鬱とした瞑想曲、切れ味抜群で軽妙なスケルツォ、かつてないほど壮大なパッサカリア、そして打楽器群大活躍のブルレスクで構成されております。
ツィンマーマンの卓越したテクニックと、圧倒的な魅力である美音を武器にこのショスタコーヴィチを見事に歌い上げております。なお、2つの協奏曲でそれぞれ違うストラディヴァリウスを使用しています。第1番では、かつてクライスラーが所有していた1711年製の“レディ・インチクイン”を、第2番では1713年製の“エクス・ローデヴァルト”を演奏。

◆レコード芸術 2017年7月号 特選盤

4.90935E+12

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