<没後20年記念BOX>リヒテル・プレイズ・ベートーヴェン

リヒテルのオール・ベートーヴェン!
4割が完全な初出、3割が本邦初出!
Profilのベストセラー輸入盤を国内盤化!

  • アーティスト:スヴャトスラフ・リヒテル
  • レーベル:PROFIL
  • 品番:KKC-5720/31
  • 原盤品番:PH-16030
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル:ジャンルクラシック器楽曲
  • 価格:¥6,000 + 税
  • 形態:12CD
  • 収録時間:743:17
  • 付属品:特製カートンボックス
    輸入盤・日本語帯・解説付
    (解説:オリジナル・ライナーノーツの和訳、
    全曲目解説、演奏者紹介を含む32ページ)

TRACK LIST

<没後20年記念BOX>リヒテル・プレイズ・ベートーヴェン

収録内容 曲目の右肩*印は国内初出音源

CD 1
①ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2の3*
②ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10の3**
③ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」*
<ボーナス・トラック>
④ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」
1960年5月31日①、6月7日②レニングラード(ライヴ)、
1947年6月5日モスクワ(ライヴ)③、1959年6月4日モスクワ(スタジオ)④

CD 2
①ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14の1**
②ピアノ・ソナタ第10番ト長調Op.14の2*
<ボーナス・トラック>
③ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14の1
④ピアノ・ソナタ第10番ト長調Op.14の2
1947年6月5日モスクワ(ライヴ)①②、1963年7月6日パリ(スタジオ)③④

CD 3
①ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調Op.22*
②ピアノ・ソナタ第12番変イ長調Op.26「葬送」*
<ボーナス・トラック>
③ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調Op.22
1951年1月8日モスクワ(ライヴ)①、1947年6月5日モスクワ(ライヴ)②、
1963年7月6日パリ(スタジオ)③

CD 4
①ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31の2「テンペスト」*
②ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op.31の3*
<ボーナス・トラック>
③ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31の2「テンペスト」
1951年1月8日モスクワ(ライヴ)①、1960年4月1日モスクワ(ライヴ)②、
1961年8月5日ロンドン(スタジオ)③

CD 5
①ピアノ・ソナタ第19番ト短調Op.49の1
②ピアノ・ソナタ第20番ト長調Op.49の2
③ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調Op.54*
④ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」*
1963年7月6日パリ(スタジオ)①②、
1960年5月31日レニングラード(ライヴ)③④

CD 6
①ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90*
②ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101*
<ボーナス・トラック>
③ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
1951年1月29日モスクワ(ライヴ)①、1963年7月24日キエフ(ライヴ)②、
1960年11月29-30日ニューヨーク(スタジオ)③

CD 7
①ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109**
②ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110**
③ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111**
1963年11月28日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)

CD 8
①ディアベリ変奏曲Op.120**
②エロイカ変奏曲Op.35*
1951年1月29日モスクワ(ライヴ)

CD 9
①創作主題による6つの変奏曲Op.34**
②「トルコ行進曲」の主題による6つの変奏曲Op.76**
③2つのロンドOp.51*
④バガテル集【Op.33の3,5;Op.119の2,7,9;Op.Op.126の1,4,6】*
1950年6月23日モスクワ(ライヴ)①②、1951年1月29日モスクワ(ライヴ)③、
1958年11月16日キエフ(ライヴ)④

CD 10
①ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15*
②ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37**
③ロンド変ロ長調~ピアノと管弦楽のためのWoO6**
1952年3月22日モスクワ(ライヴ)①、1954年10月25日モスクワ(ライヴ)②、
1962年5月8日モスクワ(ライヴ)③

CD 11
①チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5の1
②チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.5の2
③チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69**
1963年3月①、1962年6月②ウィーン(スタジオ)、
1950年3月1日モスクワ(ライヴ)③

CD 12
①チェロ・ソナタ第4番ハ長調Op.102の1**
②チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102の2
1950年3月1日モスクワ(ライヴ)①、1963年3月ウィーン(スタジオ)②

スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
クルト・ザンデルリンク(指揮)モスクワ放送交響楽団【CD10-①】
ヘルマン・アーベントロート(指揮)ソヴィエト国立交響楽団【CD10-②】
キリル・コンドラシン(指揮)モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団【CD10-③】
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)【CD11~12】

リマスタリング&サウンド・デザイン:2016年、ホルガー・ジードラー(THS-Studio)

★スヴャトスラフ・リヒテル(1915.3.20-1997.8.1)が壮年時代(33歳~49歳)、ロシア、ドイツにのこしたライヴ音源がまとまって発掘され、ドイツのプロフィール・レーベルから12枚組のCD BOXで発売されました。このなかにはEMIの「テンペスト」、RCAの「熱情」、PHILIPSの「チェロ・ソナタ」など、有名なスタジオ録音も含まれていますが、なんと4割が完全な初出、3割が本邦初出となる音源!!これはファンならずとも見逃せません。
★やはりリヒテルといえばベートーヴェンを聴きたいもの。今回はベートーヴェン作品に限定し、ピアノ・ソナタを18篇のほか、ロストロポーヴィチとのチェロ・ソナタ全曲、協奏作品を3篇という大盤振舞い。それもリヒテルがまだ西側で知られる以前の壮年期のライヴ演奏が多く、言葉を失うすさまじさ。
★3篇の協奏作品も指揮者が豪華。ピアノ協奏曲第1番はザンデルリンク指揮モスクワ放送交響楽団というこれまで存在の知られなかった音源。3番はアーベントロート指揮ソヴィエト国立交響楽団、珍品のロンドはコンドラシン指揮モスクワ・フィルと、それだけでも聴いてみたくなる魅力的な共演。
★大半は入手困難なうえ、復刻新音源を用いているため大歓迎。復刻音源の音質も評価の高いホルガー・ジードラー(THSスタジオ)のマスタリングで文句なし。さらには充実した日本語解説書つきで、永久保存盤の価値を高めました。極め付きはCD12枚組としては驚きの価格で発売されること。あらたなリヒテルの名盤誕生!ピアノ音楽の財宝です。

★ホルガー・ジードラーについて・・・Profilの社主ギュンター・ヘンスラーからその手腕を見込まれ、ギュンター・ヴァント、クルト・ザンデルリンク、カール・リヒターなどProfilのアーカイヴ復刻シリーズでリマスタリング&サウンド・デザインを担当。デュッセルドルフ専門大学で学び、ケルンのEMIエレクトローラやラジオ・テ レビ局でサウンド・エンジニアの経験をつみました。1984年THSスタジオを開設。ドイツのサウンド・エンジニアの協会(VDT)から最高の栄誉であるゴールデンボビー賞を贈られたのをはじめ、ドイツのエコー賞やカンヌのミデム賞なども受賞していたベテランです。その音づくりの特長である、高音域強調感のない自然な質感、広帯域に伸びた上質な音のバランスは大型再生装置で聴くとよくわかります。

◆レコード芸術 2017年8月号 特選盤

4.90935E+12

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