ラフマニノフ:前奏曲全集【Op.3の2, Op.23, Op.32】(全24 曲)

ラフマニノフの醍醐味を大満喫! ルガンスキー円熟の最新盤

  • アーティスト:ニコライ・ルガンスキー
  • レーベル:HARMONIAMUNDI
  • 品番:KKC-5838
  • 原盤品番:HMM-902339
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル:ジャンルクラシック器楽曲
  • 価格:¥3,000 + 税
  • 形態:CD
  • 付属品:輸入盤・日本語帯・解説付

TRACK LIST

ラフマニノフ:前奏曲全集【Op.3の2, Op.23, Op.32】(全24曲)

ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)
録音:2017年9月/ル・フラジェ(ブリュッセル)

★ルガンスキーが2月に待望の来日を果たします。昨年3月に予定されたツアーが中止になったので、今回の期待が高まります。ちょうどタイミングよく、最新盤の登場となりますが、何とハルモニア・ムンディからのリリース。
彼は2001年に「鐘」の愛称で知られるOp.3の2と、10曲から成るOp.23の計11曲を2001年にEratoからリリースしていますが、それから17年を経て、Op.32の13曲も含めた24曲全曲のアルバムを新録音しました。
ラフマニノフの前奏曲は彼ならではのメロディや叙情性も魅力ですが、全体に難曲揃い。ルガンスキーは遅めのテンポでじっくり表現していますが、これが説得力満点。切れ味抜群のテクニックも爽快なうえ、スタインウェイのフルコンサートが鳴りきっていて、ピアノの真の音を体感できます。前録音から驚くべき成長と円熟を遂げていることに感心させられます。
人気の「鐘」もラフマニノフの自作自演に匹敵する凄さ。どの曲もロシア的情感の表現が絶妙で、ラフマニノフの「前奏曲集」の新たな決定盤の出現と申せましょう。
2月17日の紀尾井ホール・リサイタルでは抜粋の演奏が予定されているのも楽しみです。

◆レコード芸術 2018年4月号 特選盤

Topics

ルガンスキー来日日程(2018年前半)

≪読売日本交響楽団との共演≫
指揮/ユーリ・テミルカーノフ
2月10日(土)東京芸術劇場 14:00 開演/チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
2月11日(日)東京芸術劇場 14:00 開演/チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
2月12日(月・祝)横浜みなとみらいホール 14:00 開演/チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
2月16日(金)サントリーホール 19:00 開演/ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲op.43

≪リサイタル≫
2月17日(土)紀尾井ホール 18:00開演
シューマン: 子供の情景
ショパン: 舟歌, バラード第4番
ラフマニノフ: 前奏曲集op.23より・op.32より

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