- アーティスト:アントワーヌ・タメスティ
- レーベル:HARMONIAMUNDI
- 品番:KKC-5916
- 原盤品番:HMM-902268
- 国内盤:(国内仕様)
- ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
- 価格:¥3,000 + 税
- 形態:CD
- 付属品:輸入盤・日本語帯・解説付
イェルク・ヴィトマン:ヴィオラ協奏曲(世界初録音)
アントワーヌ・タメスティ
KKC-5916
イェルク・ヴィトマン(b.1973):ヴィオラ協奏曲(世界初録音)
・ヴィオラ協奏曲(2015年)~アントワーヌ・タメスティに捧げる
〔ダニエル・ハーディング(指揮)バイエルン放送交響楽団〕
・24のデュオより~ヴァイオリンとチェロのための
(アントワーヌ・タメスティによるヴィオラとヴァイオリンまたはチェロのデュオ編曲)
~第9番 Calmo (静かに)*/第14番 Capriccio ( おどけて)*/第15番 Canto (歌)*/
第16番 機械仕掛けの小バレエ ( パ・ド・ドゥ)**/第12番 カノン-断章**/第5番 Frage (問い)**/
第6番 スケルツァンド (ウン・ポコ・ソステヌート)**/第21番 バイエルンのワルツ*/ 第22番 ラメント
〔マルク・ブシュコフ(Vn)*、ブリュノ・フィリップ(Vc)**〕
アントワーヌ・タメスティ(ヴィオラ/ 1672年製ストラディヴァリウス「マーラー」
・狩の四重奏
シグナム四重奏団〔フロリアン・ドンデレル(Vn)、アンエット・ワルター(Vn)、シャンディ・ファン・ディーク(Vla)、
トーマス・シューミッツ(Vc)〕
録音:2016年3月3-4日、ミュンヘン、ヘルクレスザール(協奏曲)、
2017年10月22&30日、テルデックス・スタジオ、ベルリン(デュオ、弦楽四重奏)
★何ごとにも深いこだわりを見せるメルニコフが、ピアノの機能を最大に発揮した難曲4篇を、4種の楽器で演奏・録音することにチャレンジしました。 ★メルニコフによれば、作曲者が意図したことはふさわしい楽器を用いなければ忠実に再現できないとのこと。そのためには、作曲者が使っていたピアノ、もしくはその時代に周囲にあったものということで4つの楽器、グラーフのフォルテピアノ、色彩豊かなエラール、深みのあるベーゼンドルファー、華麗なスタインウェイを弾き分けています。 ★どれもメルニコフならではの個性的解釈で面白さの極みですが、ショパンの練習曲が真骨頂。意外なほど思い入れのない「別れの曲」、七色にきらめく「黒鍵」と第1曲、凄みに満ちた「革命」まで一瞬も聴き手を飽きさせません。 ★またかつてソ連でネイガウスが、「ミスなく弾けるのはギンスブルクだけ」と言った恐るべきリストの「ドン・ジョヴァンニの回想」(オリジナル版)の凄まじい技巧は師リヒテルを彷彿させる大きさ。これも金縛りにあったように動けなくなる演奏です。 ★さらに凄いのはストラヴィンスキー。スタインウェイがうなりをあげる効果と、やはりロシア物はさすがの説得力。ピアノがメーカーによってこんなにも異なる楽器なのかと実感させてくれます。 ◆レコード芸術 2018年10月号 特選盤