カールハインツ・シュトックハウゼン:ピアノ曲 I-XI

シュトックハウゼン生誕90周年記念!
ピアノ曲 I-XIの最新録音がWERGOの名ピアニストによって実現。
作曲家の意図を明確に表現した決定盤の登場です!

  • アーティスト:ザビーネ・リープナー
  • レーベル:WERGO
  • 品番:KKC-5950
  • 原盤品番:WER-7341
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
  • 価格:¥4,000+ 税
  • 形態:2CD
  • 収録時間:76:06 78:57
  • 付属品:輸入盤・日本語帯・解説付

TRACK LIST

カールハインツ・シュトックハウゼン(1928-2007):ピアノ曲 I-XI

[CD1]
①ピアノ曲 XI 作品番号7(1956)Version 1
②ピアノ曲 I 作品番号2(1952/53)
③ピアノ曲 II 作品番号2(1952/53)
④ピアノ曲 III 作品番号2(1952/53)
⑤ピアノ曲 IV 作品番号2(1952/53)
⑥ピアノ曲 VIII 作品番号4(1954)
⑦ピアノ曲 VII 作品番号4(1954/55)
⑧ピアノ曲 VI 作品番号4(1954/55/61)

[CD2]
⑨ピアノ曲 XI 作品番号7(1956)Version 2
⑩ピアノ曲 V 作品番号4(1954)
⑪ピアノ曲 IX 作品番号4(1954/61)
⑫ピアノ曲 X 作品番号4(1954/61)

ザビーネ・リープナー(ピアノ)
録音:2015年12月5-6日(⑦⑩⑪)、
2016年9月19-21日(①⑧⑨)、2017年6月14( ②③④⑤⑥)/
ミュンヘン、バイエルン放送スタジオ2
2018年2月21-23日(⑫)/ミュンヘン、バイエルン放送スタジオ1

★2018年8月22日に生誕90周年を迎えたシュトックハウゼン。ブーレーズ、ノーノと並び《前衛三羽烏》と讃えられた偉大な作曲家のアニヴァーサリーを記念して、現代音楽専門レーベルWERGOより、注目の新譜が登場。 ★第2次世界大戦により破壊された世界で「未来の音楽」を書くことを自らの道としたシュトックハウゼン。「過去の瓦礫の中で、新たな音楽を創り出さねばならない」と1955年に語っています。1952年から1961年にかけて書かれたI~XIまでの『ピアノ曲』は、あえて中立的で普遍的な音色を持つピアノに使用楽器に限定することで新しい音楽を模索した、若きシュトックハウゼンの代表作のひとつ。点描的セリー音楽を発展させ編み出した「群作法」による『I~IV』に始まり、『V~X』では記譜上の「厳格性」と「不確定性」の軋轢による効果を推し進め、同時に様々な奏法を試みます。『X~I』は一つの到達点と言える作品で、決められたルールの下でいくつかの群を奏者が自由な順番で弾いていきます。このCDには2パターンの演奏が収められており、演奏の自由度と緊張感の凄まじさが良く分かります。 ★ザビーネ・リープナーはWERGOレーベルから多数のアルバムをリリースしているピアニスト。ケージ、フェルドマン、カーゲル、シェルシなど現代音楽を十八番とする名手です。深い理解に裏打ちされた精確無比な演奏が素晴らしく、難解な作品の意図を明確かつ繊細に伝えてくれます。 ◆レコード芸術 2019年2月号 特選盤

4.90935E+12

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