ハイドン:ピアノ三重奏曲集

  • アーティスト:トリオ・ヴァンダラー
  • レーベル:King International
  • 品番:KKC-6025
  • 原盤品番:HMM-902321
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
  • 価格:¥3,000+税
  • 形態:CD
  • 付属品:輸入盤・日本語帯・解説付
  • 入荷予定時期:2019年5月中旬

TRACK LIST

ハイドン:ピアノ三重奏曲集

・ピアノ三重奏曲 第27 番 変イ長調 op.61 Hob.XV-14
・ピアノ三重奏曲 第32 番 イ長調 op.70 Hob.XV-18
・ピアノ三重奏曲 第35 番 ハ長調 op.71 Hob.XV-21
・ピアノ三重奏曲 第40 番 嬰ヘ短調 op.73 Hob.XV-26
・ピアノ三重奏曲 第41 番 変ホ短調 op.101 Hob.XV-31

トリオ・ヴァンダラー
〔ジャン=マルク・フィリップス・ヴァイジャベディアン(ヴァイオン)、ラファエル・ピドゥ(チェロ)、ヴァンサン・コック(ピアノ)〕
録音:2017年1月19-22日、テルデックス・スタジオ(ベルリン)

★1987年に結成されたピアノ・トリオの重鎮、トリオ・ヴァンダラーの最新盤の登場。ハイドンは、ピアノ三重奏曲を45曲ほど残しています。当時、ピアノ三重奏曲という編成は、アマチュア音楽家たちの間でたいそう人気があり、ピアノ三重奏曲の楽譜を出版すれば、手がたい売上が見込めた、というのも、ハイドンがこれだけの作品を残した理由のひとつ。ハイドンの三重奏曲では、ピアノが主導的な役割を担い、弦楽器は和声などの構成を担当するのが基本ですが、とはいえそこはさすがハイドン、要所要所でヴァイオリンやチェロにも見せ場を作り、また、楽器間の対話も魅力的に仕上げています。
第27番は1789年10月に単曲で出版、第32番は1794年11月に出版(32-34番の3曲まとめて)、35番は1795年(35-37番の3曲)、40番は1795年(38-40番の3曲) にそれぞれ出版されました。41番は英国から1795年の8月にロンドンを発ちウィーンに戻ってから作曲されています(出版は1803年)。
トリオ・ヴァンダラーの演奏は、ヴァンサン・コックの真珠が転がるようなきらきらとしたタッチのピアノと、弦楽器の2 名の時に熱く、時にクールな対話がピタリとはまり、フレーズの変わり目のふとしたところや休符での絶妙な間合いも抜群。アンサンブルの醍醐味を満喫できると同時に、ハイドンの創意にあらためておどろかされる演奏となっています。

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