ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123

優れた歌手陣を従え20年を経てのアーノンクールの荘厳ミサ

  • アーティスト:ニコラウス・アーノンクール
  • レーベル:C MAJOR
  • 品番:KKC-9080
  • 原盤品番:71-2608
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル:ジャンルクラシック声楽曲
  • 価格:¥3,810 + 税
  • 形態:DVD
  • 録音情報など:画面:16: 9、NTSC
    音声:DTS5.1 / PCM2.0
    字幕:独英仏西中韓日 Region All
  • 収録時間:99:00
  • 付属品:輸入盤・日本語解説書,字幕付

TRACK LIST

ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123
ニコラウス・アーノンクール(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
マリス・ペーターゼン(ソプラノ) エリーザベト・クールマン(コントラルト)
ヴェルナー・ギューラ(テノール) ジェラルド・フィンリー(バリトン)
オランダ放送合唱団
収録:2012年4月19,20日アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ)

★アーノンクールの「ミサソレ」は1992年にヨーロッパ室内管弦楽団との録音、またコンセルトヘボウ管の「ミサソレ」といえば1978年録音のバーンスタインとの名盤があります。 世界一と称えられた名門オケと、以前の先鋭的な演奏から角の折れた奥深い音楽へと変化しつつある巨匠指揮者の、両者それぞれの歴史を経て行われた注目の演奏会です。ヨーロッパで最も権威のあるオペラ誌「オーパンヴェルト」の選ぶ年間最高歌手に2度選出されたソプラノ、マリス・ペーターゼンをはじめ、歌手陣も大変豪華。
冒頭の「キリエ」は、美しく穏やかで壮大な祈りが展開され、「グローリア」ではアーノンクールらしい迫力満点で高揚感に満ちた演奏。また「ベネディクトゥス」のヴァイオリン・ソロは天上的な美しさで、さすがコンセルトヘボウ管と感服です。最後の「アニュスディ」は平安への祈りで感動的に締めくくられています。アーノンクールの高い精神性と独創的なダイナミックな音楽は、改めて作品の深淵なる偉大さを感じさせる充実した演奏となっています。

◆レコード芸術 2014年8月号 特選盤
4.90935E+12

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